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中古車バカ上がりの時代に衝撃の「バーゲン価格」! 「即買い」ありのスポーツモデル4選 (1/2ページ)

中古車バカ上がりの時代に衝撃の「バーゲン価格」! 「即買い」ありのスポーツモデル4選

いまが底値? 最後のチャンスかもしれないモデルも!

 いま中古車市場において1980~90年代の国産スポーツカーは軒並み高騰している。

 日産でいえばスカイラインGT-Rやシルビア、トヨタではAE86型レビン/トレノに、80型スープラ、軽自動車でもスズキ・カプチーノなどが市場では高値で取引されている。コンディション次第では新車時価格を超えるプライスタグを掲げていることは珍しくない。

 たしかに、これから減っていく一方であるから希少価値はあるし、環境性能や安全性能を求めるご時世から、こうしたネオクラシック世代のスポーツカーが持っていた荒々しさやダイレクト感は現在のスポーツカーでは味わえないのも事実。いくらお金を積んでも、いま乗っておく価値があるという人がいるのは理解できる。

 とはいえ、誰もが金に糸目を付けずにクルマを買えるわけではない。そこで相場的には100万円前後で手に入れることのできる、ちょっと古いスポーツカーをピックアップしてみた。愛車選びの参考にしていただければ幸いだ。

1)日産フェアレディZ(Z33型):105万円

 すでに次期型のプロトタイプが公開され、フルモデルチェンジのカウントダウンが始まっている日産の伝統的スポーツカーが「フェアレディZ」だ。次期型はV6ツインターボになるとアナウンスされているが、おそらく現代的なターボエンジンとなれば騒音規制などの影響で高回転までは回らないように仕立てられているであろう。そう考えると、高回転までビンビンに回るNA・V6エンジンを積んでいた旧型に魅力アリといえる。

 そして、相場的に注目したいのは2002年にデビューした前型のフェアレディZ(Z33型)だ。市場に流通している個体には走行距離が10万kmを超えている、いわゆる過走行車も目立つが、それでも3.5リッターエンジンを積んだスポーツカーが100万円前後の価格で購入できるというのは無視できない。このところ、少し価格が上昇傾向にあるので、いまが底値といえそうだ。

2)マツダRX-8:100万円

 2020年にマツダから誕生した、まったく新しいクロスオーバーSUV「MX-30」は観音開きドアを採用していたが、その観音開きドアのルーツといえるのが2003年にデビューしたスポーツカー「RX-8」であることは、よく知られている。

 ロータリーエンジン専用車として生まれたRX-8は、それまでのRX-7がロータリーエンジンターボだったのに対してNAエンジンとなったために市場では少々不人気な部分もあるが、この車格で9000rpmまで一気に回るエンジンを積んでいるのは貴重な存在。現在の相場では100万円程度と、やはり底値といえる状況なのも注目したい理由だ。

 また、スポーツカーとしてはロングホイールベースとなっていることもあり、意外にビギナーでも扱いやすいハンドリング特性であることもオススメしたい理由だ。もっとも年式的に大がかりなメンテナンスが必要になっている時期なので、コンディションチェックもしっかりおこなってクルマ選びをしたいところだ。

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