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クルマの異常も「早期発見」が大切! 「匂い」「音」「振動」など注意すべきポイント7つ (2/2ページ)

クルマの異常も「早期発見」が大切! 「匂い」「音」「振動」など注意すべきポイント7つ

クルマに乗る前や運転席に座ったときに分かることも!

 メンテナンスフリー化が進んできているといっても、クルマには3万点もの部品があり、使用していれば摩耗したり、消耗したり、壊れるようなこともある。

 そうしたクルマのトラブルも、人間の身体の不調と同じで、早期発見・早期治療を行なえば、調整だけで済んだり、消耗品の交換や小さなパーツ交換など軽微な作業で安く済むことが多いが、放っておくと交換部品も増え、大規模整備が必要になったり、最悪、レッカーを呼ばないと動けなくなるような事態にも……。

 それらを防ぐには、クルマの異常に早く気づくこと。ちょっとした気配りで、小さな異変がわかるので、下記のようなことを習慣化してみよう。

1)外回り

 クルマに乗る前に、タイヤの状態、異物の有無、偏摩耗などをチェックし、床にオイルや水が漏れの跡がないかを確認。タイヤの空気圧は月に一度はエアゲージで計って調整。

2)運転席に座ったら

 運転席に座ったら、スタートボタンを押し(キーを回し)エンジンを始動。このときエンジンのかかりやすさが普段と同じか確認しておく。スターターをいつもより長めに回さないと始動しなかったというときは、バッテリーの劣化、スターターの不具合、プラグ・点火系の問題、センサー系のトラブルの予兆かもしれない。

3)走り出したら

 エンジンが始動したらすぐに走り出してOK。停止状態の暖機運転は不要だが、暖気走行は必要。メーターパネルの青い水温警告灯が消灯するまでは(水温計が動き出すまでは)、ゆっくり走って各部をウォームアップ。この間、できればオーディオ類はオフにして、クルマから異音が聞こえないかをチェック。

 異音にもエンジン系、駆動系、ブレーキ系、排気系などいろいろな発生源があるので、もし異音を感じたら、だいたいでもかまわないので発生場所と異音の種類を覚えておいて、整備士に伝えよう。スマホで音声メモを使って録音しておくのもひとつの手だ。

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