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パワー&トルクも向上して2794万円! 最後の「NSX」 となる「タイプS」日本仕様の全容を公開 (1/2ページ)

パワー&トルクも向上して2794万円! 最後の「NSX」 となる「タイプS」日本仕様の全容を公開

この記事をまとめると

・タイプS専用のエクステリアやホイール、タイヤを新たに装備

・世界70台限定の新色「カーボンマットグレー・メタリック」をラインアップ

・日本は30台限定販売で価格は2794万円

ついに日本仕様を発表! 限定30台で上陸予定

 8月3日に先行発表された、現行2代目NSXの最終モデル「タイプS」。その日本仕様が8月30日に発表され、詳細が明らかになった!

 ティザーサイトの段階でもその片鱗が見えていたエクステリアは、実車を見ると想像よりも遥かにアグレッシブで、かつ最新のスーパースポーツにふさわしいものだったと言えるだろう。

 とりわけフロントマスクは、タイプS専用バンパーおよびカーボン製リップスポイラーの造形そのものは鋭く攻撃的ながら、ボディ同色の部位が増えたことで、むしろ以前よりもシンプルかつ洗練されている。それでいて、ハウジングがブラック化されたヘッドライトの存在はかえって際立つようになったため、眼光が鋭くなったのも好印象だ。

 リヤバンパーも、NSX GT3 Evoをモチーフとし大型ディフューザーを備えた専用デザイン。グレーまたはブラックから色を選べる専用ホイールは、フロント用が10mm、リヤ用が20mmワイド化された、5スポークの鍛造アルミ製に変更されている。

 これらのデザイン変更は無論、単に新鮮味や特別感をアップさせるためだけのものではない。エアロパーツはパワートレインの冷却性向上に加え、ダウンフォースの増大および急激な変化の防止、タイヤの浮き上がり抑制を図った形状。ホイールはワイドトレッド化による限界性能とコントロール性の向上を狙った、機能的にも大きな意味のあるものだ。

 そのほか、テールライトのハウジング、ドアハンドル、エキゾーストフィニッシャーがブラック化され、エンジンセンターカバーはレッド塗装とされたことで、タイプSならではのレーシーな装いに。なおボディカラーは、タイプS専用かつ世界70台限定の新色「カーボンマットグレー・メタリック」と、日本仕様には初めて設定される初代からのヘリテージカラー「ロングビーチブルー・パール」を含む全10色が用意された。

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