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再利用品への交換が鍵だった! EVの「ライフサイクルではエコじゃない」論争に決着

この記事をまとめると

■EVのバッテリーが劣化した時、バッテリーを交換して乗り続けるという選択肢がある

■再利用バッテリーは製造時の二酸化炭素(CO2)排出量がゼロになる

■電力をある程度残したところで充電し、80%ほどで充電を止めておくのが長持ちの秘訣

最上級品質の再利用バッテリーなら新品の約半額で交換できる

 電気自動車(EV)に使われる駆動用のリチウムイオンバッテリーは必ず劣化する。しかし、EVに限らずバッテリーは劣化するものであり、エンジン車の補器用としての鉛酸バッテリーも数年で劣化してバッテリー上がりを起こす。スマートフォンも使用頻度が多ければ多いほど劣化は進み、高機能化などによる新商品の相次ぐ登場と買い替えを促す宣伝があとを絶たない。それでも、バッテリー交換をして愛用のスマートフォンを使い続ける人もいる。

 EVも、バッテリーが劣化したとき、次の新車へ買い替えをするのもいいが、バッテリー交換をして乗り続けるという選択肢もある。

 ことに、日産の初代リーフについては、バッテリーの再利用が事業化され、廃車となったEVからリチウムイオンバッテリーを取り出し、バッテリーモジュールごとに品質を点検し再利用しており、その最上級品質の再利用バッテリーは、新品に比べ約半額でEVへの交換が可能だ。

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