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三菱ファン歓喜のラリーアート復活! 過去のコンプリートカーは思ったより「地味目」だった (1/2ページ)

三菱ファン歓喜のラリーアート復活! 過去のコンプリートカーは思ったより「地味目」だった

この記事をまとめると

■ラリーアートが12年ぶりに復活

■名門「ラリーアート」が展開したコンプリートカーを紹介

■誰でもスポーツ感が楽しめるバランスの良いマシンメイクだった

ラリーアートのコンプリートカーは当時も人気モデルだった

 三菱自動車のワークスチームとしても知られ、一般ユーザー向けにも多くのスポーツパーツなどをリリースしていたラリーアート。2010年に業務の大幅縮小が発表されると、新規パーツの開発やワークス活動などはストップし、三菱ファンから嘆きの声が聞かれる事態となっていた。

 しかし、昨年5月にブランドの復活がアナウンス。今年の東京オートサロンにはアウトランダーPHEVやエクリプスクロスのラリーアートスタイルを展示したほか、「VISION RALLIART CONCEPT」というコンセプトモデルを展示するなど、その活動範囲は着実に広まっているようだ。

 そこで今回は、過去にリリースされた「ラリーアート」の名前を冠したモデルを振り返ってみたい。

ランサーセディアワゴン ラリーアートエディション & ランサー/ランサーワゴン ラリーアート

 ランサーのハイパフォーマンスモデルといえば、いわずと知れた「ランサーエボリューション」であるが、6代目のランサーとそのステーションワゴン版であるランサーワゴン、そしてその前期型であるランサーセディアのワゴンモデルにラリーアートの名前を冠したモデルが存在していた。

 先行して登場したのはランサーセディアワゴン ラリーアートエディションで、当時の1.8リッターターボモデルをベースにエアロパーツや専用の足まわり、レカロシートなどをおごったもの。セダンにはランエボが存在していたこともあって、当初はワゴンモデルのみの設定となっていた。

 その後、「セディア」のサブネームが取れた2004年になると、ワゴンだけでなくセダンにもラリーアートを設定。変更内容はセディア時代と同じく1.8リッターターボエンジンや専用サスペンション、レカロシートなどとなっていたが、全車MT仕様は用意されずスポーツモード付4速ATだったのだ。

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