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自衛隊車両が履く「コンバットタイヤ」って何? (2/2ページ)

自衛隊車両が履く「コンバットタイヤ」って何?

この記事をまとめると

■軍用車両にはコンバットタイヤと呼ばれるタイヤが装着されている

■ランフラットタイヤのようにパンクしても走行できるよう特別な構造が採用されている

■安全に走行し続けられるクルマ社会実現にはタイヤの重要性を検証しておく必要がある

パンクで任務遂行ができないなんてあってはならない!

 軍用車両は、どのような場面でも機動力を発揮できなければ意味をなさない。走りを支える基本となるタイヤも同様だ。パンクしたから身動きできないというのでは、役立たずになる。そこで装着されるのが、コンバットタイヤと呼ばれる特別なタイヤだ。とはいえ、構造は我々に身近なランフラットタイヤ構造であるようだ。じつは詳しくはわからない。軍備は機密もあるからだ。

 ランフラットタイヤ構造を採用していれば、パンクしても走り続けることができ、機動力を維持できる。そのうえで、基地に戻ったり安全地帯に行き着いたりした段階で、タイヤ交換することになるだろう。

 ランフラットタイヤの主流は、タイヤ側面のゴムを厚くすることで、空気が抜けてもそのゴムで車両を支える方式だ。ニッサンGT-Rなどの高性能車や、これまでBMWの多くの市販車で採用されてきた。ただし、高速走行を長くできるわけではなく、時速80km以下でタイヤ交換できる場所まで80kmまでの移動と考えるのがよい。

 もうひとつのランフラット構造は、中子方式といって、タイヤの内側にもうひとつのタイヤが設けられている構造だ。ただし、この方式は実用化されていないのではないか。タイヤ側面のゴムを厚くする方法に比べ、構成要素が増え、原価が上がってしまうからだ。

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