アジア諸国は日本の「バス」に羨望の眼差し! 「日本の旅客運送」のレベルの高さとは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ASEANには“日本的生活”に憧れを持っているのような国が見られる

■ジャカルタを走るバスも車内でICカードをタッチする方式が普及

■“日本と同じシステム”というのが売りになっている部分もあるという

タンゲラン市内にはイオンモールがある

 成長著しいASEANのいくつかの国を訪れると、おもに富裕層となるようだが“日本的生活”というものに憧れを持ち、実際にそのような生活をしている人が多い。たとえば、インドネシアで開催されるGIIAS(ガイキンド インドネシア 国際オートショー)が開催される、ICE(インドネシア コンベンション エキシビジョン)は、首都ジャカルタ近郊のタンゲラン市内の“BSDシティ”にあるのだが、ここは地元大手ディベロッパーが都市開発を行う新興都市となる。そしてその開発には多くの日本企業も出資し、実際に参加している。

 そのBSDシティには、オートショー会場ともなるICEから徒歩圏のところに、日本でも全国各地にある“イオンモール”が営業している。その店内は筆者が聞いたところでは、あえて日本のイオンモールの店内を再現しているともされ、ショッピングモールながら、テーマパーク的要素も兼ね備えていると、実際筆者も訪れた時に感じた。

 そして、このイオンモールの近くには、日本のディベロッパーが建設した、“日本風”ともいえるマンションが建設されている。街なかには、日本の路線バスのようなバス停があり、日本のバス事業者のノウハウを採り入れた、TOD(公共交通指向型開発)も行われている。報道によると、日本企業によりオンデマンドバスや、日本でもほとんど走っていないBEV(バッテリー電気自動車)路線バスの運行なども行われているようである。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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