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コロナを吹き飛ばす勢いの大盛り上がり! レース大好きな若手編集部員がスーパーGTのウラ側を覗いてみた (1/2ページ)

コロナを吹き飛ばす勢いの大盛り上がり! レース大好きな若手編集部員がスーパーGTのウラ側を覗いてみた

この記事をまとめると

■スーパーGT第2戦のピット裏を予選と決勝2日間に渡ってリポート

■移動制限なしとなったことで、ファンシートの復活などが見受けられた

■ファンサービスなども復活しつつありコロナ前の活気が戻ってきたと言えそうだ

今年のスーパーGTはコロナ関連の制限なしで開催

 新型コロナウイルスも落ち着きつつあって、今年は2年ぶりに移動制限がないゴールデンウィークとなりました。5月3日〜4日に富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第2戦も、2日間で7万3000人のファンが来場。また、このレースから一部のファンシートが復活したこともあり、コロナ前の盛り上がりが戻りつつあります。

 一方、コロナ対策の観点から、ドライバーやチーム関係者との接触を避けるために、以前のようにファンがパドックへ入場することができない状況にあります。仕方がない世情とはいえ、いちファンからすると「スーパーGTの村」となっているパドックの光景は、歩いているだけでワクワクするもの。

 ということでスーパーGTの現場に、初めて取材に行ったCARトップ編集部 鈴村(最後に行ったのは3年前の入社前)が、パドックやピットビューイング、グリッドウォークでの出来事を中心に、お伝えしていきたいと思いますよ〜!

 最初に目に飛び込んできたのは、日産のエース「23号車」のピットでの光景。スポーツ選手が試合前に軽い運動をするように、走行前に身体をほぐすドライバーは多く、公式練習開始の10分前には、MOTUL AUTECH Zをドライブする松田次生選手がストレッチをしていました。トレーナー曰く「週末最初の走行前なので、軽いメニューをしています」とのことですが、松田選手は結構ツラそうでした……。

 続いては、レースの明暗を分けるほど重要パーツとも言えるタイヤ。SUPER GTでは、F1のようなタイヤウォーマーを使用することが禁止されているので、ほぼ全チームがタイヤを日光に当てています。小さな積み重ねが、タイヤの温まりに影響するわけです。深い!!

 コース上でアクシデントが発生したときに、現場へいち早く駆けつける「FRO(ファースト・レスキュー・オペレーション)」。今シーズンから日産パトロールのほかに、前代未聞の納期遅延で話題の、トヨタ・ランドクルーザーGRスポーツと、スバル・レガシィアウトバックが仲間入りを果たしました。

 こちらの可愛いクルマは、パドックでは知る人ぞ知る存在。ズバリ「TEAM MACH」が所有している電気自動車でございます。今から20年前に、タカラ(現在のタカラトミー)が子会社として設立したCQモーターズが製造した「Qi(キューノ)」というモデル。パドックでの移動手段として活用しているとのこと。ナンバーも装着されているので公道走行も可能ですが、実際に走らせたことはないようです。ひとまずCARトップの名物「筑波アタック」で走らせてみませんか!?

 富士スピードウェイでは、「レースを観戦しながらキャンプ」といったレジャー好きにはたまらない楽しみ方もできます。今回もテントを張っているファンが大勢いました。自然に囲まれてまったりするのもいいですが、レーシングサウンドをBGMに、刺激あるキャンプを楽しんでみるのもいかがでしょうか?

 SUPER GTの予選は2回に分けられています。15台がエントリーするGT500の場合だと、Q1(1回目)の上位8台が次のセッションに進出。上位8台はQ1/Q2どちらのタイヤで決勝をスタートするのか、予選後に各クラスのポールポジション獲得チームが引いた抽選結果で決まります。

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