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海外ドライブでは「トイレ探し」が難関! 日本は公衆トイレ天国だった (1/2ページ)

海外ドライブでは「トイレ探し」が難関! 日本は公衆トイレ天国だった

この記事をまとめると

■3年ぶりのアメリカへの渡航した

■今回はアメリカの公衆トイレ事情について解説

■フリーウェイでは気軽に利用することができるが、街には少ない

フリーウェイでは無料で利用できることが多い

 筆者は歳をとったからというわけではなく、若いころからトイレが近かった。初めて海外旅行へ出かけた時に、大都市を歩いていて日本よりはるかに公衆トイレが少なかったので、見つけると必ず用を足していたことが起因しているのではないかと自己分析している。

 筆者の若いころは、たとえばアメリカならばいまよりはるかに治安が悪かった(最近少し戻りつつあるみたいだけど)。そのなか、公衆トイレは犯罪の温床として閉鎖されていることも多かったのである。大昔にロサンゼルス市内のある市場のトイレでは、男性の個室トイレの扉がないことに驚いた。それほど当時は治安が悪かったのである。

※写真はイメージ

 そんな時なんとなく情報をつかんだのが、ファーストフードやファミリーレストランのトイレの活用である。とくに郊外に多いようだが、建物によって多少の違いはあるが、ファーストフードやファミリーレストランのトイレは出入口付近に用意されている。つまりトイレだけの利用も見込んでいるのである。「トイレを貸してください」と一言かければよりベストなのだろうが、設計上レジ前などを通らずに利用できるところも多い。ガソリンスタンドにはコンビニのような店舗を併設しているところも多く、ファーストフードなどより気軽に利用できる(商店がないと外にあったりするのでいちいち鍵を借りたりするケースもある)。

 日本の高速道路はSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)が充実しているが、それは有料道路であるため、原則高速道路を出入りするたびに料金の支払いが発生したりする面倒を省く意味もあると考えている。アメリカのフリーウェイは一部有料もあるが、文字通り無料の高速道路となっている。そのため出入りも自由なので、お腹が空けば、フリーウェイ出口近くにあるファーストフードやファミリーレストランを利用すればいい。トイレも同じノリが郊外ほど強くなっているようだ。駐車場にトイレがあるぐらいのものがほとんどだったが、最近はジュースなどの自販機を置くところも多くなった。なおフリーウェイにも砂漠のど真ん中で辺りに人が住んでいないような場所にはレストエリアがある。

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