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バカッ速でド派手な挙動が圧巻! ラリー・ジャパンで目撃した「Rally1」のモンスターっぷり (2/2ページ)

バカッ速でド派手な挙動が圧巻! ラリー・ジャパンで目撃した「Rally1」のモンスターっぷり

この記事をまとめると

■世界ラリー選手権の第13戦ラリー・ジャパンが開催

■もっとも驚かされたのが「Rally1」のパフォーマンス

■ワークスチームの最新モデルの速さは圧巻だった

最新ワークスモデルの速さは圧巻!

 WRC第13戦「ラリー・ジャパン」が11月10日〜13日、愛知県・岐阜県で開催。12年ぶりの開催となるWRCの日本ラウンドを筆者も取材してきたのだが、もっとも驚かされたのが、ワークスチームの最新モデル「Rally1」のパフォーマンスだった。

 2004年からWRCの取材を始めた筆者はこれまで2000ccのWRカー、2011年に導入された1600ccのWRカー、全幅やリヤディフューザー、リヤウイングを拡大した2017年以降のWRカーをリアルタイムでチェックしてきたほか、ヒストリックラリーが同時開催された時にはグループBやグループAの走りもチェックしていた。

 新型コロナウイルスの拡大により、筆者は2020年のラリー・モンテカルロを最後に海外取材を見合わせていたことから、このラリー・ジャパンでRally1車両を初めて拝むことになったが、その速さに心底驚かされた。

 確かにスタイリングはエアダクトなど凹凸が強調されてなかなかセクシーで、昔のグループBを思わせるような雰囲気だが、最後のWRカーと比べるとリヤディフューザーやリヤウイングが大人しくなったおかげで、Rally1に対する最初の印象は「小さい!」というものだった。

 しかも、ハイブリッド車両だけあって、サービスパークではモーターで走行することから、“ド派手なプリウス”くらいの印象しかなかったのだが、SSでアクションを見ると180度、印象が変わった。

 ハイブリッドのブーストが影響しているのだろう。半端のない加速力で、まず「速い!」と驚かされた。エキゾーストサウンドもなかなかレーシングで迫力満点だ。

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