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新車が売られてるのに中古車のほうが価格が高い逆転現象がゴロゴロ! 納期遅延車の「中古相場」を調べてみたら驚くべき結果だった

新車が売られてるのに中古車のほうが価格が高い逆転現象がゴロゴロ! 納期遅延車の「中古相場」を調べてみたら驚くべき結果だった

この記事をまとめると

■現在、新車の納期が遅延している

■それに伴い人気車の中古車価格が高騰している

■2022〜23年式の人気中古車の価格を解説する

ランクルの中古車価格は新車時の1.6倍となっている

 最近は以前に比べると、半導体などの流通状態も戻りつつあり、納期も短縮傾向にある。しかし、現時点で大量の受注を抱えている車種も多く、いまから契約すると納期は依然として長い。すでに順番待ちの行列ができているから、新車を契約してから納車されるまでの期間が通常に戻るには、長い歳月を要する。

 そのために、入手が困難な人気車は、中古車価格が大幅に高騰している。新車に近い品質を備えた2022〜23年式の人気車は、中古車価格が以下のようになっている。

納期の長い人気車の中古車価格

・2022年式トヨタ・ランドクルーザー3.5ZX:1200万円前後(新車価格:730万円)

・2022年式レクサスLX600:1600万円前後(新車価格:1250万円)

・2022年式トヨタ・ヴォクシーハイブリッドS-Z:450万円前後(新車価格:374万円)

・2022年式日産フェアレディZプロトスペック:900万円前後(新車価格:696万6300円)

・2022年式日産サクラG:300万円前後(新車価格:304万400円)

・2023年式ホンダ・シビックタイプR:580万円前後(新車価格:499万7300円)

・2021年式ホンダ・ヴェゼルe:HEV・PLaY:360万円前後(新車価格:341万8800円)

 上記のように、納期が長い車種は、中古車価格が新車を上まわる状態が続いている。とくにランドクルーザーに3.5リッターガソリンツインターボエンジンを搭載する3.5ZXは、新車価格が730万円なのに、中古車は1200万円前後で販売される。中古車価格が新車時の1.6倍に跳ね上がっている。

 レクサスLX600は、新車価格が1250万円で中古車は1600万円前後、フェアレディZプロトスペックは、新車価格が696万6300円で中古車は900万円前後だから、両車ともに中古車価格が新車時の1.3倍になる。

 上記の車種はいずれも趣味性の強いSUVやスポーツカーだが、一般的なミニバンのヴォクシーハイブリッドS-Zも、新車価格が374万円で、中古車は1.2倍の450万円前後だ。ヴェゼルも中古車価格が新車を上まわる。

 さらに驚くのは、電気自動車のサクラGが300万円前後で販売されていることだ。新車価格と同程度だが、電気自動車は、多くのユーザーが補助金の交付を受けて購入している。サクラの経済産業省からの交付額は55万円で、自治体から別途補助金の交付を受けられる場合もある。

 ただし、補助金には処分制限期間が設けられ、サクラの場合、最初に届け出を行ってから4年間は売却などが行えない。処分制限期間内に売却するときは、使用した期間に応じて補助金を返納する必要が生じる。そして補助金の申請が行えるのは、初度登録(軽自動車は初度届け出)された車両だから、中古車は除かれる。

 そうなると現時点でサクラは、売却時には補助金の返納が発生して、中古車購入時には申請できないから、補助金のメリットを受けられない。以上のように最近は、新車を買うときよりも出費の増える中古車が多く流通しているから注意したい。

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