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車一括査定とは? 利用しても騙されない?
自動車ユーザーがその名を耳にしたりCMを見たことがあると思われる車買取一括査定。愛車の買い替え時などクルマを売却する際、一度に複数の買取業者業へ見積もりを依頼することができるサービスです。
販売店に下取りを出すとともに車買取業者を利用するユーザーが増えてきたことで注目を集める車買取一括査定。
車一括査定サイトについては、「【2024年最新】車一括査定を利用するならどこがおすすめ?ランキング形式で紹介」にて詳しく解説しています。
そのなかで、多くの実績を備えているのが「一括査定.com」です。
現在、数多くのサービスが存在する車買取一括査定のなかで、どのような特徴を備えるのかを紹介していきましょう。
「車を高く売りたい」と悩んでいる方へ
- 「車売却、何から始めたらいいか分からない方」は、車買取会社にまず相談
- 「車一括査定」で複数社に査定依頼し、”愛車の最高価格”を見つけましょう
- 一括査定.comなら、最短40秒で”愛車の最高価格”をカンタンに比較できます
一括査定.comの特徴について
数ある車買取一括査定サービスにおいて、多くの利用者が利用する 「一括査定.com」。同サービスの特徴を詳しく説明します。
最大10社の複数業者が競って高額査定
一括査定.comは、インターネット上から一括査定を申込むと車買取事業者より連絡が入るシステム。
最大10社の車買取事業者が愛車についてできるだけ高い買取価格を提示するよう競うので、「高額な車査定」を実現する可能性が高くなります。
また「一括査定.com」の査定を行う業者はカービュー加盟のため、全国にネットワークをもつ大手事業者が多いことも特徴です。
車買取を初めて利用する方も安心
「一括査定.com」は、実際の車買取現場で発生するトラブル等の監視についてJPUC(一般社団法人 日本自動車購入協会)と連携して対応しています。
車買取現場で発生したトラブルについては「JPUC車売却消費者相談室」へ相談できるため、安心して活用いただける車査定サイトです。
業界最大級の車買取一括査定サービス
「一括査定.com」は、利用実績400万人超えと業界最大級の車買取一括査定サービス。長年の運用実績を誇るためサポートも充実しています。
とくに居住地付近に車買取業者が多い地域であれば、複数社が競って査定額を提示するシステムのため高額査定が期待できます。
各車種・グレードでの買取相場一覧を掲載
「一括査定.com」は、車種・グレードごとの車買取額・査定相場の一覧を提供。
車種、グレード、距離等によって車両の買取額は大きく変動しますので、「買取相場一覧」を参照できるのはありがたいサービスです。
一括査定.comの利用の流れ|実際に使ってみた
WEB上で簡単に申込みできる「一括査定.com」。申込みから実車査定、売却まで愛車の売却がどのように進行するかを説明しましょう。
流れ①:車両情報を入力
「一括査定.com」の一括査定を申込むにはホームページ上の申込みフォームからとなります。
まず入力するのは愛車の①メーカー、②車種、③年式、④走行距離(いずれも選択式)。入力が完了すると「次のページへ」と記載されたボタンをクリックします。
流れ②:お客様情報の入力
フォームのページが切り替わると、次に入力するのが申込者の情報です。
①住所、②名前、③電話番号、④メールアドレス、これらを入力しページ下部のボタンをクリックします。
流れ③:入力情報の確認
ページが切り替わると、先程記載した電話番号宛てに4桁の認証コードが送られてきます。当然、電話番号を間違えて記載していると認証コードは届きませんので修正を行う必要があります。
ページ下部には、これまでに記載した情報が記載されていますので間違いなければ認証コードを入力したうえで査定申込みとなります。
流れ④:買取業者から連絡
一括査定の申込みが終わると買取業者からの連絡を待ちます。私の場合、申込後すぐに、複数の買取業者から連絡が入りました。
最終的に7社から査定を依頼する連絡が入り、そのうち2社とは2日後に実車査定を行うことになりました。
流れ⑤:愛車の査定
業者からの連絡が入ると実車査定の日時や査定をやる、やらないについて打ち合わせします。
私の場合は店舗まで遠くないことで利用しませんでしたが、連絡が入った業者の多くは自宅での査定(出張査定)が可能でした。
最終的に電話連絡がきた7社中、4社に査定を依頼しましたが査定時間はどこも15〜20分程度で終了。
査定額については大手買取店がほかの業者より約10万円も高い買取金額を提示したため、愛車売却はその業者にお願いしました。
流れ⑥:愛車売却&入金
査定が終了し査定額に納得がいった場合は愛車の売却を行います。
売買契約が成立後は売却した愛車の引き渡し日時を決めることになりますが、その際、車両売買に必要な書類なども提出する必要があります。
車両と必要書類を業者に引き渡すと、あとは入金を待つだけ。入金時期は買取業者により異なりますが、多くの業者では1〜2週間以内に入金されるはずです。
実際に使ってわかった一括査定.comのメリット
メリット①:簡単に申込みができる
「一括査定.com」を利用してまず感じたのは申込みが簡単だったこと。
車買取一括査定のなかでとくに電話査定を行うところは、申込むための記載情報(愛車の状態など)が多すぎて大変なのですが、申込後に業者と実車査定を行うためか「一括査定.com」は非常に簡単。
ホームページでは「かんたん40秒で査定申込み」と謳われていますが、それ以下の秒数で入力完了してしまいそうなほど申込みに手間と労力は必要ありません。
メリット②:JPUCと提携している
申込後は買取業者と直接やりとりを行うことになることを心配するユーザーがいるでしょうが、「一括査定.com」は、先ほどお伝えしたように社団法人 日本自動車購入協会(通称:JPUC)と提携。
買取業者とトラブルになった場合は「JPUC車売却消費者相談室」において相談を受けることができるため、安心して利用することができます。
メリット③:査定相場を確認できる
「一括査定.com」のホームページには国産車&輸入車それぞれのメーカー別査定相場、また車種ごとに査定相場を確認できる車種ダイレクト検索が設けられています。
車買取一括査定のなかには申込後、実車査定前にメールなどで愛車の査定相場が送られてくるものがありますが、事前に相場を確認できるのはユーザーにとってありがたいサービス。
愛車の年式やカラー、グレード、走行距離に応じて査定相場を確認できるのは愛車売却に大きく役立ちます。
実際に使ってわかった一括査定.comのデメリット
デメリット①:申込後すぐに怒涛の電話連絡が入る
「一括査定.com」は査定申し込み後、業者と直接取り引きすることになります。が、申込み直後すぐに複数業者から電話で査定日時を決めるための連絡が引っ切りなしにかかってきました。しかも同じ業者からなのに複数の担当者から電話が入るなんてことも……。
査定申込みは21時くらいでしたが、時間関係なくかかってくる電話は正直、迷惑だと感じました。
業者からの連絡手段をメールに設定できないことはデメリットといえるでしょう。
デメリット②:査定依頼の業者を選択できない
車買取一括査定サイトのなかには、査定してほしい業者や数を選択できるシステムを備えているところもあります。
ただ、「一括査定.com」は、最大10社の業者が自動的に選ばれるシステム。取引したくない業者を申込時に削除することができません。
また、先程お伝えしたしつこい営業電話を避けるため査定申込みする業者の数を絞ることも不可。このあたりを気にする人にとって、大きなデメリットとなります。
デメリット③:申込後は業者と直接やり取りが必要
「一括査定.com」を利用した場合、実車査定の依頼や実施後の取引、対応を業者と直接やり取りする必要があります。
当然、査定や売却をやむを得ずキャンセルする場合は業者と直接やりとりすることになりますが、そのあたりが苦手な人にとって「一括査定.com」が間に入ってくれないことをデメリットと感じる人もいるでしょう。
ちなみに「一括査定.com」の申込みをキャンセルすることは問い合わせフォームより行うことができます。
一括査定.comがおすすめな人
おすすめな人①:近くに買取業者が多数ある人
「一括査定.com」は同最大10社の業者から連絡が入るため、業者が数多く存在している地域であれば業者同士が競うことで高額な査定金額を期待できます。
とくに愛車が高年式で人気車種の場合は多くの業者と査定を実施することが納得いく売却への近道となるでしょう。
おすすめな人②:業者からの営業電話を気にしない人
これまでお伝えしてきたように、「一括査定.com」の査定申込み後は、買取業者とやり取りを行うことになります。
そこでネックとなるのが買取業者からの営業電話なのですが、電話連絡を苦にしない人にとって、査定日時を決めるなどサイトを通してしかできないサービスと比べて時間をかけることなく進めることができます。
おすすめな人③:愛車売却を急ぎたい人
おすすめ②に通じることですが、電話ラッシュを苦にしない人にとって買取業者と直接連絡や交渉できることはメリット大。愛車の査定・買取がスピーディに進みます。
すでに愛車の乗り換えが決まっているなど、少しでも早く愛車を売却したい人にとって、「一括査定.com」はおすすめできます。
一括査定.comとほかの車一括査定サービスはどちらがおすすめ?
車買取一括査定らしいオーソドックスなサービス
「一括査定.com」を運営するのは法人向けSMSサービスなどを手掛ける「media(メディア) 4u」。自動車メディアなどではお馴染みではない企業ですが、愛知県などで自動車修理や販売業務支援システムを担う「ファブリカコミュニケーションズ」が2005年に設立した会社です。
同社のホームページに「一括査定.com」についての記載はありませんが、冒頭で紹介したように同サービスはすでに400万人以上の利用実績を誇るなど、車買取一括査定のなかでも人気を集めるサービスです。
人気を誇る理由は車買取一括査定に求められるニーズ、すなわち1度に複数の買取業者に査定を申込むことが簡単にできることにあるでしょう。
数ある車買取一括査定のなかでは、とくにシンプルなシステムを備えているのが「一括査定.com」の大きな特徴です。
ほかのサービスと比べて個性的な特徴がない……
逆にいえば、車買取一括査定のなかで大きな特徴を備えていないともいえます。
実車査定を行わずに電話査定で完結するもの、オークション形式を採用しているもの、業者とのやり取りをサービスが代行してくれるものなど数多く存在する車買取一括査定のなかではよくも悪くも非常にオーソドックス。
とくに実車査定や売買など直接買取業者と行う必要があるため、交渉ややり取りが苦手な人は満足しない可能性があります。
サービス名 | 加盟業者数 | 同時査定可能な数 | 業者からの連絡方法 | 査定業者の選択 | 成約手数料 |
一括査定.com | ─ | 10社 | 電話 | 不可 | 無料 |
カービュー | 300 | 1社 | なし | 可能 | 無料 |
カーセブン | ─ | 1社 | 電話かメール | 不可 | 無料 |
車査定比較.com | 200 | 10社 | 電話他 | 可能 | 無料 |
グーネット買取 | ─ | 1社 | なし | 可能 | 無料 |
CTN一括査定 | 600以上 | 3社 | 電話(査定上位3社のみ) | 不可 | 無料 |
ユーカーパック | 8000 | ※オークション | 電話かメール(代表1社のみ) | 不可 | 無料 |
MOTA車買取 | 800 | 20社 | 電話(査定上位3社のみ) | 不可 | 無料 |
カーセンサー | 700 | 30社 | 電話かメール(選択可能) | 可能 | 無料 |
ナビクル | 160 | 10社 | 電話かメール | 可能 | 無料 |
楽天Car車買取 | 2000 | ※オークション | なし | 不可 | 22,000円 |
ズバット車買取 | 200 | 10社 | なし | 可能 | 無料 |
カーネクスト | 1 | 1社 | 電話 | 不可 | 無料 |
JPUCとの提携により安心感を備える
ただ、個性的な車買取一括査定においても合う人とそうでない人は出てしまうもの。オーソドックスなシステムだからこそ、これまでに多くの人が利用してきたともいえます。
とくに業者とのやり取りを苦手と感じない人にとって、シンプルなシステムは使い勝手がいいと感じるのではないでしょうか。
また実車査定時や売買契約時に買取業者とトラブルが発生したときも、日本自動車購入協会(JPUC)と連携していることで安心感を備えています。
どんなサービスにもいえることなのでしょうが、多くの利用実績を誇るものは多くの人から支持されているということ。
利用者を選ぶとはいえ「一括査定.com」は愛車買取を希望する多くの人にとって満足度が高いサービスと感じることでしょう。
一括査定.comの利用でよくある質問
よくある質問①:車内の汚れは査定に影響しますか?
中古車の室内の汚れを気にする人も多いのですが、目立つシミやタバコの焦げ跡がない限り、じつは汚れはそんなに車査定には影響しません。
意外かもしれませんが、クルマの汚れ以上に中古車の査定に響くのが室内のニオイです。 中古車のタバコやペットなどの臭いは、これがなかなかとれないため、お客さんに嫌がられることが本当に多いのです。
とくに最近はペットを車に乗せられる方が増えています。 内装を引っ掻いたり、カーペットやシートを汚してしまうことありますし、とくに動物の毛や臭いで車査定をダウンさせてしまうことがあることは、念頭に置いておかれたほうがよいかと思います。
よくある質問②:クルマの下取りと買取はどう違うのですか?
買取は、まさに言葉どおり、です。お店が車査定して、売るお客様がその提示価格に納得できたら、お店側が買取るという商いです。
それに対し下取りというのは、そのお店で次のクルマを購入してもらうことを前提として買取ることをいいます。この場合下取り価格には、次のクルマ購入の『値引きぶん』という要素も入ってくることが多く、提示価格としては高く出ることが多いんです。
ただ、値引きぶんと下取り額が一緒になっているため、自分のクルマの価値は正確にはいくらだったんだろう、ということになってしまいます。まずいくらでクルマを売却して、次のクルマの購入資金をいくらにするか、厳密に計画を立てたい人にとっては、疑問が残るかもしれません。
よくある質問③:クルマ買取業者との契約はどのような流れになりますか?
査定金額に納得し、車買取専門店へのクルマの売却を決めた場合、通常は担当者の指示に従って進めればとくに問題はありません。
注意していただきたいのは、車両を約束した売却日に届けることです。クルマは査定を受けた当日がもっとも高値であることが多く、厳密にいえば、以降1日ごとに評価額が下がります。最低でも査定日から1週間以内くらいに届けていただきたいです。
それより遅れる場合は再査定になる可能性もあります。当日は車両と一緒に、指示された必要書類(別項)を持参します。揃っていない場合、当日の契約ができず、最悪のケースは再査定になることがあります。
売却日に車両の引き渡し、ローン残債がある場合の処理(別項)、名義変更書類の引き渡しなどが無事に完了した場合、通常は2、3日中に売却代金が指定した口座に振り込まれます。希望すれば、その場で現金を手渡してくれる事業者もあるので、契約の前に予め確認しておきましょう。
まとめ
「一括査定.com」は車買取一括査定のなかで、多くの実績を誇るサービスです。
お伝えしてきたとおり、シンプルでオーソドックスな作りが特徴ですが、多くの人にとって使い勝手がいいと感じるサービスでしょう。
また業者との取引において、問題が発生した際も本自動車購入協会(JPUC)と連携していることで安心感を求めるユーザーには最適。
スピーディに査定や売却に進みたい人や買取業者と安心して取引したい人には、とくにおすすめしたいサービスです。