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日本導入予定とされていたPHEVは「シーライオン6 DM-i」か!? EVの最先端をゆくBYDがジャパンモビリティショー2025に出展 (2/2ページ)

日本導入予定とされていたPHEVは「シーライオン6 DM-i」か!? EVの最先端をゆくBYDがジャパンモビリティショー2025に出展

この記事をまとめると

BYDがジャパンモビリティショー2025に乗用車・商用車合同で出展

■乗用車部門では「SEALION 6 DM-i」などジャパンプレミアを含む注目の電動車を展示

■10周年を迎える商用車部門では新型電動トラック「T35」シリーズを世界初公開する

最新モデルを一挙公開

 BYDは、2025年10月30日(木)から11月9日(日)まで東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」に出展することを発表した。今回は「One BYD」活動の下、乗用車部門(BYD Auto Japan株式会社)と商用車部門(BYD JAPAN株式会社)の両部門が合同で出展し、乗用車部門は2回目、商用車部門は初の出展となる。各部門はそれぞれワールドプレミアやジャパンプレミアを含む新モデルを披露し、BYDが掲げる電動モビリティの未来像を提示する。

 乗用車部門のテーマは「BYDは、これからの当たり前に。」となり、日本の街や生活に自然と溶け込む電動モビリティの姿を表現する。展示車両は、ワールドプレミア1台、ジャパンプレミア3台を含む計8台。このうちワールドプレミアとなる1台については、まだ情報が公開されていない。

 主な出展車は、ジャパンプレミアとして、「SEALION 6 DM-i」、「ATTO 3」、そして「YANGWANG U9」の3モデルを披露する。

「SEALION 6 DM-i」はBYDの独自ハイブリッドシステムDM-iを採用したPHEVであり、電動モーターと1.5リッターの自然吸気エンジンを協調制御し、高効率と爽快な走りを両立したSUVで、日本導入が期待されるBYDモデルの筆頭だ。

「ATTO 3」はミッドサイズBEVで、日本市場における累計販売は2500台を超えるいわずとしれた人気モデル。今回、最新の内外装デザインとなったフェイスリフトモデルが国内初のお目見えとなる。

 そして、なんといっても注目なのが、BYDの最高級ブランド「仰望(ヤンワン)」によるスーパースポーツBEV「YANGWANG U9」だろう。先日、このU9のチューンアップ仕様である「U9 Xtreme」がニュルブルクリンク最速EVの座に就いたことは記憶に新しい。また、同車は電子制御サスペンション「DiSus-P」を搭載し、「ジャンプ」することでも話題を呼んだモデルでもある。会期中にはその柔軟性をアピールするダンスパフォーマンスが実施される予定だ。

 市販車で会場に展示されるのは、コンパクトEV「DOLPHIN」が2トリム、e-スポーツセダン「SEAL」、フラッグシップSUV「SEALION 7」の計4台。航続距離性能や安全装備、デザイン性に優れ、BYDが誇る電動化技術と高品質を象徴するモデルたちだ。

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