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自動車メーカーのお偉いさんたちも本質はただのクルマ好き!? 誰もが愛車に関して持ち時間の5倍を熱弁した自工会「未来モビリティ会議」で感じた日本の自動車業界の明るい未来【ジャパンモビリティショー2025】 (2/3ページ)

自動車メーカーのお偉いさんたちも本質はただのクルマ好き!? 誰もが愛車に関して持ち時間の5倍を熱弁した自工会「未来モビリティ会議」で感じた日本の自動車業界の明るい未来【ジャパンモビリティショー2025】

この記事をまとめると

■ジャパンモビリティショー2025で「未来モビリティ会議」が開催された

■自動車業界トップが愛車を語りクルマへの想いと人間味あふれる交流が展開された

■各社トップが示した「モビリティ愛」を強く感じるトークショーとなった

自動車業界のトップが集いモビリティへの愛を語る

 2025年10月31日より一般公開が始まったジャパンモビリティショー2025。会場内では、国内外のモビリティ関連企業による新製品や次世代コンセプトモデルの展示が行われている。一般公開に先立って行われたプレスデーでは、多くの新製品が発表されたほか、トークショー形式でもさまざまなコンテンツが行われた。

 なかでも注目を集めたのは、プレスデー2日目の夕方に西展示棟アトリウム特設ステージにて行われた「未来モビリティ会議」だ。サブタイトルには「トップが語る『モビリティ愛』とは!」を掲げ、2部構成にて行われた。

 まず第1部では、日本自動車工業会の会長であり、いすゞ自動車 代表取締役会長CEO 片山正則氏がスピーチを行った。そのあとの第2部では、片山会長に加えて自工会副会長・専務理事の松永 明氏、そして自工会 副会長を務める国内モビリティメーカー5社の社長が登壇し、クルマやモーターサイクルに対する想いなどを語るトークセッションとなっていた。

 日本の基幹産業である自動車メーカーのトップが集まって論戦を繰り広げるだけに、さぞ格式の高いコンテンツ……と思いきや、さにあらず。会場となった特設ステージの左右には登壇者の「想い入れのある愛車」が展示され、訪れた来場者からは思わず「懐かしいな〜」という声も聞かれた。

 第1部では、自工会の片山会長が登壇。ジャパンモビリティショーは、その前身である東京モーターショーの時代から多くの人に愛されてきたこと、そして2023年には、その伝統を引き継ぎつつモビリティ全般の明るい未来を作るきっかけにしようと、名称を「ジャパンモビリティショー」としたことが語られた。

「私たちはこれまで、モビリティによって非常に多くのワクワクや感情、価値観を享受してまいりました。それは未来でも同じであってほしいと願っております。自動車業界を代表する立場として、さらなる”協創”とワクワクを生み出し、豊かで夢のある未来に繋げること。それがメーカーの役目であり、責任だと自負しています。私もこれまで以上にモビリティに愛を持って接し、ひとりでも多くの方にモビリティを愛していただけるよう尽力してまいります」と自工会の片山会長は語った。

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