
この記事をまとめると
■日産セレナがマイナーチェンジを実施した
■ルキシオンとハイウェイスターのエクステリアデザインが刷新された
■NMCによるカスタム展開においても新グレード追加とマイナーチェンジが行われた
エクステリアデザインを刷新
1991年の登場以来、時代とともに移り変わる家族のカタチに寄り添う家族のためのミニバンとして愛され続けている日産セレナ。現行型となる6代目は、「BIG」「EASY」「FUN」という基本コンセプトのもと、クラス随一の室内空間と高い利便性、そして先進技術による快適で安心な移動体験により好評を博している。
そんなセレナがマイナーチェンジを実施。2026年2月中旬より発売されることが発表された。
今回の改良では、上級グレードの「LUXION(ルキシオン)」と「ハイウェイスターV」の外装を刷新。フロントグリルやアルミホイールのデザインが一新された。ルキシオンではより上質でプレミアム感のある表情が強調され、ハイウェイスターVではスポーティに特化したデザインを採用することで堂々とした存在感が強調されている。
また、ルキシオンのインテリアにおいては、しっとりとした触感と包まれ感を特徴とする次世代シート素材「テーラーフィット」を採用することで、居心地のよさが高められている。
さらに、全グレード共通で、ムーンボウブルー、アクアミント、ディープオーシャンブルーの新色3色を追加し、選択肢が大幅に増えていることも見逃せない。
機能面では、Google搭載の最新NissanConnectインフォテインメントシステムをメーカーオプションとして初採用。GoogleマップやGoogleアシスタント、Google Playに対応し、ナビゲーションからエンターテインメントまでシームレスな連携を実現した。加えて、ドアや窓の閉め忘れなどを通知する「し忘れアラート」や、離れた場所から車両状況を確認できる「リモートフォトショット」にも対応するなど、日常の使い勝手向上にも余念がない。ディーラーオプションとしては15.6インチの大型後席モニターも設定されるなど、移動時間の楽しさもアップしている。
そのほか、運転支援・安全装備も進化を果たした。e-Pedal Stepの設定を記憶する「e-Pedal Step 前回モード記憶」機能を追加し、操作の煩わしさを軽減。停車時に後席確認を促す「後席リマインダー」を採用するなど、家族の安全にも配慮した。また、最新カメラ技術を用いた「インテリジェントアラウンドビューモニター」には、3Dビュー、フロントワイドビュー、両サイドミラークローズドビューを新たに追加し、駐車や狭路、交差点での安心感を高めている。
マイナーチェンジした日産セレナの価格は、278万5200円から414万1500円となる。
