
リアルワールドで使われた実績をフィードバックした新型リーフ
クロスオーバーEVとして全面刷新された新型リーフ。最長702kmにもおよぶ一充電走行距離や、空力性能を徹底的に磨き込んだファストバックスタイルなど、進化のポイントは数多い。だが、このクルマを語るうえで外せないのは、初代登場から15年、累計走行距離280億kmというパイオニアとしての圧倒的な実績だろう。
世界中のユーザーが日常的に走らせてきた距離から得られた膨大なデータとフィードバックをもとに開発された新型は、単にスペックを引き上げただけではない。電費改善はもちろん、EVが苦手とされてきた高速域の効率向上、低温時に性能が落ちやすい急速充電の改善などリアルワールドで使われてきたからこそ見えてきた課題に真剣に取り組んでいる。
せっかくの静かなEVなのだから音響にはこだわりたい。操作に迷わないインフォテインメントであってほしい。航続距離が伸びたのならロングドライブを支える運転支援も欲しくなる。そういったユーザーの“欲しい”をひとつひとつ丁寧に拾い上げ、次世代型EVとしての理想像を具現化してきた。その進化は、スペック上の数字以上に日常のシーンで実感できるはずだ。
今回はその一端を「神機能7選」として紹介していこう。
神機能1:GT-R並の空力性能をもつ先進的フォルム
※G・Xに標準装備
クーペのように洗練されたフォルムに目を奪われるが、最大の狙いは空力性能の向上だ。理想的な空気の流れを実現するために、ルーフからリヤエンドにかけて最適なアングルとしたこと、しかも十分な室内空間を両立させるために導き出されたのがファストバックスタイルなのだ。
その他、フラッシュドアハンドルや開口部を最小としたホイールの採用、最適化した前後バンパーの形状やシーリング性を高めたグリルシャッター、フラットフロアカバーなど徹底的に空力性能を追求。エクステリア・デザインも立派な神機能のひとつなのだ。
Gグレードならさらに近未来的スタイルに!
装備の充実した上位グレードとなるGと、必要なものを揃えた標準的な装備となるXでは、エクステリアのデザインにも一部違いがある。
Gではヘッドライト間にセンターLEDアクセントランプが備わる。点灯時には左右のデイライトを一直線で結んだような特徴的なデザインとなる。
Xのライト類はすべてLEDだが、センターLEDアクセントランプがないなど、Gとは表情の印象が異なる。
また、リヤコンビランプの仕様もGとXでは異なっている。
Gは3Dホログラムのリヤコンビランプを装備。まるで奥行きがあるような視覚的効果が、日産リーフの近未来的な雰囲気を強調する。
Xのリヤコンビネーションランプには3Dホログラムがない。リヤランプのデザインも異なっており、全体的にシンプルな印象となっている。
神機能2:Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステム
※G・Xに標準装備
ふたつの12.3インチのスクリーンを統合したモノリススタイルが目を引く。物理的スイッチは必要十分な範囲に抑え、タッチパネルなどで多くをコントロールすることになるが、新たにGoogleを搭載したNissanConnectインフォテインメントシステムによって使い勝手は大幅に進化した。
なかでも280億kmにおよぶ膨大なデータを活用した電費予測とGoogle mapの最新情報を組み合わせたことで、目的地設定時のバッテリー残量予測の精度が高いことはまさに神機能。立ち寄りやすく、なるべく出力の高い急速充電スポットを案内するなど、最適なルート案内がなされるのだ。
神機能3:リモコンオートバックドアで荷物の積み降ろしも楽々
※Gに標準装備
上級グレードに標準装備のリモコンオートバックドアは、キーの操作による開閉が可能なほか、ハンズフリー機能も採用。両手がふさがっていたとしてもリヤバンパー下に足を出し入れすることで開閉。バックドアの動きを途中で止めることもできる。
コンパクトなサイズながらラゲッジルームは広々としていて9.5インチのゴルフバックならふたつ、機内もち込みサイズのスーツケースを4つ積載できる。
神機能4:高遮熱で熱くならない調光パノラミックガラスルーフ
※G・Xにメーカーオプション
ボタンひとつでシェードのON/OFFが切り替え可能。前席のみON、後席のみONなどといったパターンも用意されている。透明度が変化する液晶フィルムをガラスに内蔵することで電圧によって光学特性が変化する仕組みだ。
また、赤外線反射や輻射熱低減のコーティングによって高い遮熱性能を発揮。晴天の日の実験では、一般的なガラスルーフの室内温度が50℃に達したところ、32℃に抑えられたという。
※「新型リーフB5・B7・X・Gグレードの選び方」動画も公開中
