
この記事をまとめると
■ジムニーノマド(2型)の納期に関する抽選を受付中だ
■マイナーチェンジによってエクステリアやオプションに変更が入った
■1型オーナーにとっては見逃せない改良点も少なくない
ジムニーノマドの抽選を絶賛受付中
発表からわずか4日で受注停止に至ったという、ある意味伝説を残したジムニー5ドアことジムニーノマド。業界内でも「納期が長いことはたまにあるけど、受注停止が数日で終わるなんて聞いたことがない」と、筆者の年齢分くらいキャリアがある先生方たちでも驚きを隠せなかったほど、この出来事は衝撃的であった。
インド工場のキャパシティの関係もあってか、発表時の月間販売目標は1200台としていたが、まったくその枠は足りず、数カ月後に当初の約3倍となる3300台に引き上げた。それでも足りていないが……。ちなみに4日間での受注台数は5万台ほどであったそう。作りまくっても、全員に行き渡るのにかなり時間がかかる計算だ(当初はバックオーダー消化に5年ともいわれていた)。とはいえ、納車がある程度順調(?)なのか、発表から1年経った今日、筆者の居住するエリアでは1カ月に数台程度、街なかでも見るようになってきた。
そんな人気爆発のジムニーノマドの再受注が全国のスズキディーラーにて、まさについ数日前、2026年1月30日(金)からスタートし、2026年2月28日(土)までの期間で行われている。これは”納車順を抽選”するという一風変わった抽選で、応募すれば購入する権利が手に入り、いずれ納車されるそうだ。なお、3月1日以降の注文は通常どおり受けるという。
とあるディーラー曰く、1型と呼ばれるモデルを昨年注文した人たちには、2026年6月前後にはすべて行き渡るスケジュールとのことで、かなり納期を巻いている様子。現在抽選を受け付けているのは2型と呼ばれるマイナーチェンジモデルで、これが2026年7月1日(水)に販売される。「販売されたのにクルマがない!」なんておバカな話はないと思うので、この抽選で最速組に当たれば、7月中にはクルマが届くと考えるのが妥当だろう。注文数次第では、2026年中には渡りきるかもしれないとの噂もある。
さて、ジムニーノマドの抽選についてはこれくらいにして、今回触れるのはそんなジムニーノマド2型の改良点。形こそ同じだが、じつはいろいろ違いがあり、人によっては悔しい想いをする人、1型でよかったと思う人にわかれるだろう。
まずもっとも大きな違いが安全装備に関する改良点。というのも、現在販売されているジムニーとジムニーシエラは、2025年10月発表のマイナーチェンジによって5型となった。これに伴い、最新の安全装備「デュアルセンサーブレーキサポートII」の搭載や、アダプティブクルーズコントロール(ACC)の全車標準化を実施。バンパーまわりのミリ波レーダーやセンサー類が埋め込まれたので、ジムニーカスタムの鉄板であったバンパー交換などが難しくなった。ただ変えると位置がズレたりして、うまく機能せず、最終的には車検に通らなくなるリスクがある。実際、5型に対応したバンパーはまだほとんどない。
それは、後発となるジムニーノマド(2型)でも同じで、社外バンパーのカスタムができなくなっている。ジムニーノマドをいきなりカスタムしたり、クロカン遊びをする人はまだまだ少数派かもしれないが、弄ってナンボのジムニーの世界においてこれは大きな障害だ。
