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一見するとナゾ多きブースと思いきや……!?  NAPACの展示にはカスタマイズを楽しむための知恵が詰まっていた!【大阪オートメッセ2026】

一見するとナゾ多きブースと思いきや……!?  NAPACの展示にはカスタマイズを楽しむための知恵が詰まっていた!【大阪オートメッセ2026】

この記事をまとめると

■大阪オートメッセ2026にNAPACが安全基準を解説するブースを出展

■マフラーやホイールなど主要部品の認証制度を紹介した

■来場者が安全なパーツ選びを学べる展示内容となっている

安さではなく「基準」を見て選ぶことが重要

 幾多のカスタム・ショップやデモカーでにぎわう大阪オートメッセ2026。その2号館のなかに、マフラーとバケットシートと車高調サスペンション1本とブレーキパッドを並べただけの、奇妙にも見える展示がある。でも、これこそがカスタマイズに用いるカスタムパーツ、つまりアフターマーケットの自動車用品・部品が安全・安心であることを、業界団体として自主的かつ組織的に担保する一般社団法人、NAPACのブースだ。

 まずマフラーについては、JASMA基準。原則として保安基準に適合して車検が取れるのは大前提で、JASMA基準では平成22年3月以降の生産車両については、近接排気騒音値と加速走行騒音値が要件として課され、性能確認機関における試験をクリアした製品のみ、認証プレートが付けられる。つまり、マフラーの造り手であるメーカーが自分で「うるさくない」と謳うのではなく、第三者機関による試験と認証を経なければ、「JQR」で始まるJASMA認定プレートは得られないのだ。

 そしてホイールはマフラー同様、重要な保安部品で、基本的には強度が問われる。国交省が定める保安基準を自社試験でパスしていれば、乗用車用にはJWL、トラックやバス用にはJWL-Tが付けられる。公的な第三者機関で確認試験を通して基準を満たし、生産者が登録を行えばVIAの刻印をホイールに表記できる。

 そしてNAPACの定めるJAWA品質認定証は、双方とも、いわば技術要件の適合と第三者への登録を済ませたホイールにのみ与えられるもので、PL法保険でカバーされる対象となることで、ホイールの造り手のモチベーションを保つ。つまりメーカーと試験機関による二重チェックで安全性を確認しつつ、造り手とユーザーにとって品質を保証してくれるのだ。

 シートや車高調キットを含むサスペンション、ブレーキパッドなどボルトオンのパーツについては、ASEA基準。これも基本的な原則は前二者と同じくで、造り手はASEA基準会員となって、保安基準適合に加えてASEAの技術部会で定める要件に沿うことが確認できれば、ASEA基準登録証が与えられる。

 登録に加えて実際の試験をクリアすれば、ASEA基準認定証が付けられる。いずれもメーカーが会員になるには、いずれかの制度を運用していないといけないため、どちらの証明でも一定以上の質が担保されているのだ。バケットシートのようにプロダクトそのものにシールとして貼られていることもあれば、パッケージに見えるように印刷されていることもある。

 安モノ買いの銭失いだけでなく、クルマのカスタマイズパーツは生命や安全にも直結している選択だからこそ、賢く選ぶべし。そんな可否判断の仕方を説明スタッフが、直でわかりやすく教えてくれる、そんな貴重なブースであることを覚えておきたい。

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