WEB CARTOP | 独自の企画と情報でクルマを斬る自動車メディア

違うようで似ている同門対決! ハリアー vs クラウンスポーツのどっちを買うのが正解か全方位比較してみた (1/2ページ)

違うようで似ている同門対決! ハリアー vs クラウンスポーツのどっちを買うのが正解か全方位比較してみた

この記事をまとめると

クラウンスポーツはSUVのカテゴリーに分類されている

■トヨタには似たようなキャラクターとしてハリアーも存在している

■パフォーマンスを求めるならクラウンスポーツでコスパを求めるならハリアーだ

人気の似たモノ同士を徹底比較

 トヨタの人気SUVを購入する際、クラウンスポーツとハリアーが比較されることが多いという。「えっ、ハリアーが都市型SUVということはわかるけど、クラウンスポーツもSUVなの?」そんな疑問をもつかもしれないが、トヨタのHPでは、クラウンスポーツもしっかりSUVに分類されているのである。実際、スポーツを名乗るSUVは世界中に存在し(レンジローバースポーツなど)、クラウンスポーツはピアノブラック仕上げとはいえ、SUVのお約束であるホイールアーチモールディングをまとうなど、クラウン・クロスオーバー同様、SUV仕立てのスポーツモデルなのである。

 まず、両車の基本スペックから紹介しよう。どちらもともにTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)、GA-Kプラットフォームを使用する。

 2023年10月に発売(2025年7月に一部改良)されたクラウンスポーツは全長4720×全幅1880×全高1565~1570mm。ホイールベースは2770mm。駆動方式は4WDのみ。最低地上高はハイブリッドが160mm、PHEVが155mm。パワーユニットは以下のような構成だ。

・ハイブリッド:2.5リッターエンジン(186馬力・22.5kg-m)+モーター(フロント120馬力・20.6kg-m/リヤ54馬力・12.3kg-m)

・PHEV:2.5リッターエンジン(177馬力・22.3kg-m)+モーター(フロント182馬力・27.5kg-m/リヤ54馬力・12.3kg-m)

 価格はハイブリッドが510万円~、PHEVが765万円~だ。

 2020年6月発売(2025年6月に一部改良)のハリアーは全長4740×全幅1855×全高1605~1625mm。ホイールベースは2690mm。駆動方式は2WDと4WDが揃い、最低地上高は190~195mm。パワーユニットは以下の3種類がある

・ガソリン車:2リッターエンジン(170馬力、20.7kg-m)

・ハイブリッド:2.5リッターエンジン(177馬力・22.3kg-m)+モーター(2WD:120馬力・20.2kg-m)(4WD:フロント120馬力・20.2kg-mリヤ54馬力・12.3kg-m)。

・PHEV(4WD):2.5リッターエンジン(177馬力・22.3kg-m)+モーター(フロント182馬力・27.5kg-m/リヤ54馬力・12.3kg-m)

 以上のようなスペックだ。価格はガソリン2WDが371万300円~。ハイブリッド4WDが451万1000円~。PHEVは547万300円~となる。

 つまり、パワーユニットのバリエーションが幅広く、クラウンスポーツに対してリーズナブルなモデルが選べ、全幅がやや狭く、最低地上高に余裕があるのが、「トヨタの上級サルーンに匹敵する乗り心地と車内の静粛性を追求した」ハリアー。よりプレミアムな位置づけで、全方位隙なしのエクステリアデザインをまとったフェラーリを思わせるルックス、そしてクラウンのなかでも走りを含めて飛び抜けてスポーティなキャラクターをもつのがクラウンスポーツということになる。

 だから、両車の選択は難しくない。かつてのクラウンのような走行感覚×流行りのSUVのルックスを望むならハリアー。トヨタの高級スポーティカー×SUVの走りに振ったキャラクターやルックスに惚れたのであれば、迷うことなくクラウンスポーツだろう。何しろクラウンスポーツは走りにかかわる部分も特別で、ボディの結合剛性を高めるレーザースクリューウェルディング、専用のサスペンションセッティング、DRSと呼ばれる後輪の向きを前輪と逆向きまたは同じ向きに制御できる4輪操舵システム、コーナリング中の旋回性能を高めるACAと呼ばれるアクティブコーナリングアシストなどを採用・搭載している。

 ドライブモードセレクトとしてECO/NORMAL/SPORT/CUSTOMとEVドライブモードを備えるほか、運転席にはボディの風の流れの乱れを低減する除電スタビライジングシート、ボディ底面にはエアロスタビライジングアンダーボディを採用する凝りようなのである。もっとも、インパネなどを含むインテリアデザインそのものは先に発売されたクロスオーバーとほぼ同一。色使いなどがスポーツ専用となる。

 クラウンスポーツを外から見て、いかにも後席は狭そう……と感じるのは、そのスポーツカールックからも無理はない。が、実際にはそうともいえない。身長172cmの筆者のドライビングポジションを基準にして後席に着座すると、ハリアーは頭上に150mm、クラウンスポーツはサンルーフ付きでも170mmとむしろ余裕がある。膝まわり空間にしても、ハリアーの200mmに対してクラウンスポーツは220mm(クラウン・クロスオーバーは270mm!)と、わずかながらも上まわっているのだ。

 このあたりは格上のクラウンならではの絶妙なパッケージングといっていいだろう。

画像ギャラリー

WRITERS

モバイルバージョンを終了