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レクサスに初の3列シートBEV「TZ」が誕生! 「走るラウンジ」化したSUVにレクサスの未来像を見た (1/2ページ)

レクサスに初の3列シートBEV「TZ」が誕生! 「走るラウンジ」化したSUVにレクサスの未来像を見た

この記事をまとめると

■レクサスがブランド初となるBEV専用の3列シートSUVとなるTZを発表した

■TZはオットマンや21スピーカーなどの豪華装備で走るラウンジを実現

■TZは2026年冬頃の日本導入を予定している

BEVでもやっぱりレクサスはスゴかった

 レクサスは2026年5月、ブランド初となる3列シートのバッテリーEV(BEV)専用モデル、新型「TZ」を世界初公開した。日本での発売は2026年冬頃を予定しているという。レクサスが掲げる「”DISCOVER” 誰の真似もしない」というブランドメッセージのもと、ライフステージの広がりを意味する「DISCOVER LIMITLESS」をテーマに掲げたこの1台は、単なる移動手段を超えた「Driving Lounge」としての価値を提案している。

 新型TZの核心にあるのは、運転する楽しさと、すべての席でくつろげる居心地の良さを両立した「Driving Lounge」というコンセプトだ。レクサスは、時間を大切にするユーザーに対し、移動そのものを豊かにする空間を提供することを目指した。専用開発されたBEVプラットフォームにより、3列シートSUVでありながら、低床かつロングホイールベースのパッケージを実現。これにより、大人がゆったりと座れる十分なヘッドクリアランスと居住性を確保している。

 とくに注目すべきは、レクサスのSUVとして初めて助手席とセカンドシートに設定された「オットマン」だ。さらに、シートベンチレーションも全席に設定されており、季節を問わず快適な移動を約束する。静粛性についても、レクサスの真骨頂が発揮されており、エンジン音のないBEVだからこそ目立つロードノイズや風切り音に対し、パネルの共振コントロールや防音材の最適配置を徹底。前後席での会話が自然に弾む「車室内会話明瞭度」を追求し、静かなラウンジのような空間を作り上げている。

「Lounge」の名を冠しながらも、走りの質に一切の妥協はない。TZは、レクサス独自の乗り味「Lexus Driving Signature」を追求するため、ボディの土台作りから鍛え上げる「味磨き活動」の集大成として開発された。駆動系には、進化した四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用。95.82kWhの大容量リチウムイオンバッテリーと、フロント・リヤそれぞれに167kWを発生する高出力モーターを搭載(システム最高出力300kW[407.8馬力])し、緻密な駆動力配分によってダイレクトな加速感と優れたコーナリング性能を実現している。航続距離は約300マイル(約480km)を目標としており、実用性も十分だ。

 さらに、ドライバーを熱狂させる新技術として「インタラクティブマニュアルドライブ(IMD)」が導入されたのも見どころ。これは、8速の仮想有段ギヤをパドルシフトで操るもので、V10エンジンのサウンド演出やシフトショックの再現により、BEVでありながらマニュアル車のような操る楽しさと高揚感を提供する。

 一方で、後席の快適性を重視した「Rear Comfortモード」も設定されており、横揺れ制振やピッチング抑制を行うことで、同乗者が揺られにくい穏やかな挙動を実現している。

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