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じつは20年以上前から王者の貫禄たっぷり! 初代アルファードを振り返ったらみんな乗りたくなるのも当然の中身だった (2/2ページ)

じつは20年以上前から王者の貫禄たっぷり! 初代アルファードを振り返ったらみんな乗りたくなるのも当然の中身だった

この記事をまとめると

アルファードはトヨタにおける大人気モデルの筆頭だ

■初代モデルは2代目エルグランドのライバルとして2002年に誕生した

■ライバルを凌駕する車内空間と質感で最初からミニバン王者に相応しい1台であった

アルファードは最初から大ヒットモデルだった

 いまや日本の高級車、VIPやハイエンドミニバンを望むユーザーの定番車種となったのが、トヨタ・アルファードだ。姉妹車のヴェルファイアとともに3度目のフルモデルチェンジを実施し、2023年に発売された4代目アルファードは中古車が新車価格を上まわるほど、新車、KINTO、中古車ともに超人気。デザイン、車内の豪華さ、装備の充実度、全列の快適性、そして走りのよさなど、現時点で国内にライバルなきプレミアムな存在になっている。510万円からのX ハイブリッド(2WD)も加わり、ますます人気は加速しているところだ(あわせてヴェルファイアも人気。そして間もなく新型日産エルグランドが発売される予定……)。

 そんなトヨタ・アルファードだが、ここではいまに至るアルファード人気のスタート地点である初代アルファードに迫ってみようと思う。

 初代アルファードはそれまでのグランビア、レジアスなどの4モデルを統合し、2002年5月22日にデビュー。ちなみにライバルとなる日産エルグランド(初代は1997年〜)の2代目が2002年5月20日の登場だから、まさにそれにぶつけてきた、真っ向勝負を挑んだミニバンである。

 もちろん、トヨタ最上級ミニバン、ミニバンのフラッグシップを目指したモデルだ。エスティマ用の前輪駆動プラットフォームを流用し、そこにひとまわり大きいボディを架装した。ボディは全長4800×全幅1805×全高1935mm、ホイールベース2900mmというサイズだった(現行モデルは全長4995×全幅1850×全高1935mm。ホイールベース3000mm)。

 パッケージは2列目キャプテンシートの2/2/3名配列の7人乗りと、2列目ベンチシートの2/3/3名配列の8人乗りを用意。パワーユニットは220馬力を発生させる3リッターV6エンジン(1MZ-FE型)と、最高出力159馬力となる2.4リッター直4エンジン(2AZ-FE型)を揃え、ミッションは5速または4速AT。駆動方式はFFまたはビスカスカップリング式センターデフ付フルタイム4WDの2種。上級グレードのサスペンションには、セミアクティブ制御のH∞TEMSを備えていた。なお、当時の10・15モード燃費は8.3〜9.7km/Lだった。

 その初代アルファードの人気、存在感を一躍高めたのが、2003年7月に加わったハイブリッドモデルである。131馬力となる2.4リッター直4(2AZ-FXE型)に前13kW(11.2kg-m)、後ろ18kW(11.0kg-m)のモーターを付加し、Super CVTと組み合わされていた。

 しかも、10・15モード燃費は4WDで16.4〜17.2km/Lまで向上したのだから、大柄で重いミニバンのハイブリッド化のメリットが大いに生かされたことになる。ハイブリッドモデルにはAC100V/1500Wコンセントも用意され、車内外でさまざまな用途に使えたのも大きな魅力だった。

 ちなみに2006年当時の平均月間販売台数は、アルファードが6992台、エルグランドが2606台と、すでに大きな差がついていたのである。

 なお、2002年登場時のパワースライドドアは左側のみであったが、2003年7月の改良時に両側パワースライドドアとなっている。

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