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「ランドクルーザー」は50万km走行の個体でも値が付くってマジ!? トラック・バスなみの中古市場が形成されている理由とは

「ランドクルーザー」は50万km走行の個体でも値が付くってマジ!? トラック・バスなみの中古市場が形成されている理由とは

この記事をまとめると

■トヨタのランドクルーザーはいまでは新車でなかなか買えない人気モデルだ

■古い世代のランドクルーザーは50万kmを超えた個体でも中古で販売されている

■オーバークオリティともいえる頑丈な設計で距離がかさんでも使える個体が多いのが理由だ

バスやトラック並みの走行距離でも売り物になる理由

 国や地域を問わず、クロスカントリーモデルとして高い人気を誇っているトヨタのランドクルーザーシリーズ。現在は、70、250、300、FJと4種類のランドクルーザーが新車でラインアップされているが、どれも人気で普通に注文するのもひと苦労という状態が続いているのはご存じのとおりだ。

 それなら旧型の中古車を……とチェックしてみても、こちらも高値安定。しかもよく見てみると走行距離が20万kmどころか30万km、なかには50万kmを超えたものまで並んでいるのだ。

 そして、これらの過走行車も掲載されている画像を見る限り、とてもそこまでの距離を走っているとは思ないくらいシャキッとしており、それに付随して値段もかなりシャキッとしているのである。

 このようにバスやトラックといった車両以外の一般的な中古車としては、なかなかお目にかかれない走行距離のランクルが複数存在しているのは一体なぜなのだろうか。

 これはそもそもランクルシリーズ全般、オーバークオリティともいえるような作りとなっていて、耐久性に非常に秀でていることが大きな要因といえるだろう。

 “生きて帰ってこれるクルマ“とも評されるランクルは、日本だとまずあり得ないが、海外では立ち往生=死を意味するような環境で使われることも珍しくなく、故障頻度が少ないというのが信頼の証となっている。

 また、故障が発生しても整備性が高い点も美点となっており、これも“故障で乗れない”ことが命に直結する地域で使われていることの理由なのだ。

 もちろんいくら整備性が高くても、部品が入手できなければ元も子もないが、その点でもランクルは、世界中で愛されていることから社外部品なども豊富にあることで、直して乗り続けることができるというのも強みとなっている。

 そしてなにより世界中で高い評価を集めていることで、過走行車であっても価値がある(値段が付く)ため、しっかり整備をして安心して乗れる状態で店頭に並ぶというサイクルが生まれているということになるのである。

 ただ、このあたりの話はちょっと古い世代のランクルに該当するもので、現在販売中の250や300など、電子デバイスが多く使われているモデルが今後どうなっていくのかは、正直不透明といわざるを得ない。

現状では250や300はどんなに過走行な部類の中古車でも5万~6万kmという状況なので、今後どうなっていくのか興味深く注視していきたいところだ。

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