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ポルシェ911にスキーヤーがけん引してもらう遊びがあるってマジか! ヤバさしか感じない「スキージョアリング」に衝撃!!

ポルシェ911にスキーヤーがけん引してもらう遊びがあるってマジか! ヤバさしか感じない「スキージョアリング」に衝撃!!

この記事をまとめると

■サンモリッツではクルマがスキーヤーを引く「スキージョアリング」が人気

■ポルシェ911による高速けん引は圧倒的なスリルを生み出す

■転倒リスクも高く安全装備と高度な技術が不可欠となる

氷上のスリルを極めた貴族の遊び

 スイスのサンモリッツは冬のリゾートとしてつとに有名で、スキーゲレンデはもとより、凍った湖を利用してクラシックカーイベントが開催されるなど、クルマ好きとしても放っておけないロケーションかと。そもそも富裕層が多く訪れるだけあって、イベント内容もそこはかとなく貴族テイストが漂うもの。貴族といえば、危険を歓びに変えてしまう野放図なところもあるようで、氷上のドリフト走行では飽き足らず、スポーツカーにスキーをけん引してもらう遊びを考え付いた模様です。

 これはスキージョアリングと呼ばれ、古くは馬、いまではスノーモービルにスキーヤーがけん引されるというもの。サンモリッツでは昔から馬に引かれるジョアリングが人気だったようで、専用のゲレンデやトレッキングコースまで設定されているとのこと。無論、スノーモービルへと発展してきたのですが、あわせてスピードレンジもアップ。いささか危険なスピードまで上がったため「スキージョアリングは命知らずのレジャー」なるレッテルも貼られているのだとか。

 また、スノーモービルでなく、スポーツカーでのジョアリングも近年では人気が高まっているようです。というのも、サンモリッツまでご自慢の愛車で乗り付け、ルーフラックに積んだスキーでもって、スノーモービルよりも速いスピードでスリルを楽しむといった具合。すると、真っ先に思い浮かぶクルマはRRの雄、ポルシェ911にほかなりません。氷上レースといえば、金属ピンを用いたスパイクタイヤが絶対条件でしょうが、トラクションに長けた911であれば、「スノータイヤでも余裕で走れる」とのこと。さらには4輪駆動のカレラ4ならば最強。下手したらサマータイヤでもバリバリ走れるかもしれません。

 911が本気で氷上コースを走れば、そのスピードは簡単に100km/hを超えるといわれます。すると、スキーヤーは常にロープを適度なテンションで保つ技術が求められるのだとか。けん引ロープが急にゆるんだり張ったりすると、転倒時の負傷リスクが高まるわけですからね。また、クルマのタイヤが生むわだちを回避するテクニックも重要。ポルシェが巻き上げる凄まじい氷の礫(アイス・シャワー)を避けるよう、ラインをずらして追従する滑りが求められるのです。危なくなったらロープから手を離せばいいというものでもなく、ジョアリングスキーヤーはヘルメットをはじめ、各種プロテクターの装着が必須となっているほど。

 また、スキージョアリングのニュアンスは水上スキーやウェイクボードにも通じるようで、コースによってはジャンプ台が設置されているものもあるのだとか。ただし、水上とは抵抗や摩擦ミューも違いますし、放り出されたあとのリアクションや、転んだ際の衝撃は強烈なはず。よろこび勇んで911で乗り付けたのはいいものの、帰り道は救急車というオチだけは避けたいもの。ケガしたあとの生活なんか考えると、やっぱり「貴族の遊び」と実感せずにはいられません。

 というわけで、911と一緒にスキードリフトするのはサンモリッツで豪遊できる方々に任せておくに越したことはない、ということでしょう(笑)。

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