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無限の限定コンプリートカーなのに不人気だった……しかもいまなお中古は安い! ワンチャン値上がりが狙える「CR-Z MUGEN RZ」とは (1/2ページ)

無限の限定コンプリートカーなのに不人気だった……しかもいまなお中古は安い! ワンチャン値上がりが狙える「CR-Z MUGEN RZ」とは

この記事をまとめると

■世界中でかつての無限製パーツが高騰している

CR-Zをベースとしたコンプリートカー「CR-Z MUGEN RZ」も存在した

■新車価格よりはまだ安く販売されておりプレミア価格はついていない穴場物件だ

ワークス仕様のハイブリッドコンプリートカーの中身

 ホンダファンであれば、「無限」の2文字に惹かれない人はいないだろう。無限とは、いわずもがな、ホンダのチューニングを得意とする、M-TECなる企業が有するブランドだ。ホンダとの直接的な資本関係はなく、ホンダの子会社でも関連企業でもないのだが、ディーラーでは純正オプションパーツと同様の扱いで、新車用アクセサリーを展開している。また、ホンダと協業という形でF1にエンジンを供給したり、自社開発のエンジンでF1に参戦するなど、世界最高峰の舞台でも活躍してきた。

 そんな無限だが、ここ数年でネオクラシックカーのブームなどの影響か、いままでにない形で海外を中心に絶大な人気を得るようになってきており、人気のネオクラシックカー向けの無限パーツは、どれも尋常じゃない値上がりを見せている。たとえば、インテグラやシビック用のエアロ、一部ホイール、そのほかのアクセサリーなど、状態がよければ高年式の中古の軽自動車が買えてしまうほどのプライスになることも珍しくない。フルで当時モノのエアロが組まれた車両が出ようものなら、通常の中古車価格の何倍にもなるほど。世はまさに無限バブル真っ只中である。

 その極みともいえるのが、2007年9月に販売された、3代目シビックタイプRをベースに無限がチューニングしたコンプリートカー、「無限RR」である。専用のカーボン製バンパーや専用チューニングされたエンジンなどが特徴で、300台限定だったこのクルマはたった10分で完売した。とはいえ、このクルマも10年ほど前までは300万円前後で中古を狙うことができたが、ここ数年でその相場は5倍以上に膨れ上がり、おいそれと手が出せないモノになってしまった。

 そんな無限ブームに沸く昨今、”新たなブーム”が来る前に狙っておきたい、やや影に埋もれた(!?)1台を紹介したい。

 それが、2012年11月に登場した、「CR-Z MUGEN RZ」である。エコとスポーツをイメージしたカラーとして「青」を設定した背景もあってか、このクルマのボディカラーはアズールブルーメタリックと名付けられた専用色のみでラインアップ。こちらも無限RR同様に300台限定のモデルであった。ミッションは6速MTだけとなる。RZの略は「R」が「Racing」、「Z」が「究極」を意味していた。

 このクルマの特徴は、なんといっても無限が仕上げたコンプリートカーである点にほかならない。

 たとえば、エクステリアパーツは専用デザインを採用し、軽量化と空力を最優先したスペシャル仕様。しっかりダウンフォースを稼ぐ設計とのことで、高速巡行時の安定感もノーマルと比較すればずば抜けていた。リヤスポイラーは非常に高価なカーボン製であった。

 また、足まわりも専用設計で、減衰力5段階調整式の専用サスペンションや、制動力を強化した大径ブレーキローターを組み合わせ、ハードな走行にも耐えられるポテンシャルを秘めていた。なお、リヤを固めることでフロントに荷重をかけやすくさせて、回頭性を向上させるという考えで、このクルマの足まわりは仕上げられていた。ホイールも専用デザインの鍛造モノ(17インチ)をインストール。

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