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給油速度まで違うってマジ!? ガソリンスタンドの「セルフ」と「フルサービス」のココが異なるポイント (1/2ページ)

給油速度まで違うってマジ!? ガソリンスタンドの「セルフ」と「フルサービス」のココが異なるポイント

この記事をまとめると

■セルフ式は安全基準により給油速度が抑えられている

■フルサービスとセルフは価格や利便性に長短がある

■セルフでは静電気除去や継ぎ足し給油防止など安全確認が重要となる

意外なほど多いフルサービスとセルフの違い

 いまや全国のガソリンスタンドのおよそ4割がセルフ式ともいわれています。フルサービス式よりもガソリンの単価が安く、24時間営業の店舗も多いので、好んでセルフ式を利用しているユーザーもいるのではないでしょうか。

 フルサービス式とセルフ式と併用するユーザーのなかには、給油速度が違うと感じる人がいるかもしれません。果たしてそれは気のせいなのか。それとも?

 今回は、フルサービス式とセルフ式で給油速度が違うその理由や、フルサービス式とセルフ式のガソリンスタンドを利用するうえでのメリットとデメリットをまとめました。

■フルサービス式とセルフ式で給油速度が違うその理由とは?

 そもそも、フルサービスとセルフで給油速度が異なる理由はどこにあるのでしょうか。

 日本では、消防法によりセルフスタンドの給油機は一定の安全基準を満たす必要があります。そのため、給油時の流量や圧力に制限が設けられています。その一方で、フルサービス式は、ガソリンスタンドのスタッフが操作することを前提に、より高い流量が設定されているのです。

 具体的には、フルサービス用ノズルの流量は、毎分35〜45Lが一般的です。しかし、セルフ式のノズルは、安全規制により、流量が毎分30〜35L程度に制限されています。さらに、給油口に差し込んだ際に蒸気や圧力を感知して自動停止する機構がより敏感に設定されています。車種によっては、給油してもすぐにストップしてしまうのはそのためです。一般の利用者が自分で操作することを想定して、給油口からのガソリンの跳ね返りや溢れを防ぐために、意図的に流量を絞っているのです。

■フルサービス式のメリットとデメリット

 では、フルサービス式のメリットとデメリットを見ていきましょう。

●メリット

 フルサービスの最大のメリットといえば、ドライバーは運転席に座ったままで、ガソリンスタンドのスタッフが給油や窓拭き、支払い処理など、一連の作業を行ってくれる点です。また、ワイパーの拭き取り具合やタイヤの溝のチェックなど、簡単な点検(営業を兼ねたものですが)をしてくれることもあります。まさに至れり尽くせりです。

 ガソリンスタンドのスタッフと顔なじみになることによるメリットもあります。たとえば、ボックスティッシュなどの景品をおまけしてくれたり、タイヤの空気圧を目視で点検して補充を促してくれたり、なにかと融通を利かせてくれたりします。ちなみに筆者は、東日本大震災のとき、顔なじみになったスタッフが給油可能な系列店をこっそり教えてくれたおかげで満タン給油ができ、ガス欠を回避できました。

●デメリット

 では、デメリットも見ていきましょう。セルフ式と比較すると、フルサービス式のガソリンスタンドは、ガソリンの単価が目安として5〜15円程度高くなることが最大のデメリットといえます。至れり尽くせりのサービスを受けるぶんが「手間賃」として上乗せされるわけです。

 また、基本的に給油する際にはスタッフが誘導するため、混雑時に空きレーンがあっても待たされることがあります(スタッフによっては誘導が遅れることもあります)。そのほか、24時間営業に対応していない店舗も多く、深夜に給油する際に困ってしまうこともしばしばです。

■セルフ式のメリットとデメリット

 次に、セルフ式のメリットとデメリットを見ていきましょう。

●メリット

 セルフ式のガソリンスタンドは、フルサービス式と比較してガソリン単価が安いことが最大のメリットといえます。行きつけのガソリンスタンドがある場合、専用のクレジットカードを契約することで、少しでも単価を抑えることができます。その結果、会員価格+アプリの期間限定クーポンを活用することで、店頭価格よりも目安として3〜5円ほど単価を安くできる場合もあります。

 そのほか、レーンが空いたらすぐに給油できることもメリットのひとつです。給油口が反対でも、クルマの向きを変えたり、給油ノズルのケーブルを伸ばすことでたいていは給油できます。そのほか、スタッフからタイヤやバッテリーなどのカー用品の売り込みが減るのも、人によってはメリットといえるかもしれません。

●デメリット

 セルフ式の最大のデメリットといえば、自分で操作して給油して支払いまで行う手間がかかります。自分自身で給油する行為に苦手意識をもっている人にとっては、多少高くついてもフルサービス式を選んでいる人がいることも事実です。また、高齢者の方にとっては、タッチパネル式の操作に戸惑うことも考えられます(その際はスタッフがサポートしてくれます)。

 また、これは最大のリスクともいえますが、たとえばガソリン車にディーゼル(軽油)を入れてしまう、またはその逆のミスが生じる可能性があります。ときどき「軽自動車だからうっかり軽油を入れてしまった」といったネットニュースを見かけますが、レンタカーや人に借りたクルマなど、いつもと違う車種を運転するときは要注意です。

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