
この記事をまとめると
■クルマを公道で走らせる際は車検に通ってなければならない
■車検にはチェック項目が多数あり適合しないと車検に通らない
■見落としがちなNGポイントを紹介する
パッと見はOKでもじつは車検NGな項目とは
クルマに乗っていると避けて通ることができないのが車検。通常は普通車や軽自動車で2年、商用車では1年ごと(新車時を除く)にやってくるものだ。この車検、当然合格するには基準があり、爆音マフラーや極度なローダウン、はみ出しタイヤなどがNGというのはよく知られるところだが、意外にもひっかかってしまうポイントも少なくないのである。
灯火類の高さ
車検のときに気にする人が多い灯火類。当然、不点灯であれば車検はNGとなるのだが、じつは灯火類の高さにも厳密なルールがある。
たとえば、ヘッドライトは地面からレンズ上端が120cm以下かつレンズ下端が50cm以上の位置になければならず、テールランプはレンズ上端が150cm以下かつレンズ下端が35cm以上の位置になければならない。そのため、ローダウンやリフトアップでこの範囲から外れてしまうと車検NGとなってしまうのである。
LEDテールの不点灯
近年、多くの車両に採用されているLEDテールランプ。このテールランプがまったく点灯しないのがNGというのは当たり前として、じつはLEDテールランプはひとつでも点灯していないLEDチップがあると車検NGとなってしまうのだ。
通常の電球であれば電球を交換すればOKであるが、LEDテールは基板に直接はんだ付けされているため、基本的にはテールユニットごとの交換となり、ダメになってしまうとかなりの出費を覚悟しなければならない。
セパレートバー
これはハイエースやキャラバンといった最大積載量500kg以上の商用ワンボックスカーでの話になるのだが、フロントシート後部に備わるパイプのようなもの、これがセパレートバーなのだが、じつは車検時にはこれがないとNGとなってしまうのだ。
このパイプがあるとフロントシートのリクライニング角度が制限されてしまうため、納車されたら早々に外してしまう人も多いかもしれないが、これは荷室と乗員を仕切るもので、万が一のときに荷物が乗員に当たったりしないように必要なものとなっている。
サビ・腐食
近年のクルマは防錆性能もかなり高くなってきており、通常の仕様の範囲で外装に致命的なサビや腐食が発生することはほとんどなくなってきた。
しかし、降雪地帯や海沿いの地域などの塩害と呼ばれるものが発生する地域では、水や風によって車体の内部まで塩分が入り込み、内側から車体を蝕んでいくというケースも存在する。
このとき、外板パネルなどはサビや腐食があっても車検でNGとなることはないのだが、サスペンションの取り付け部やフレームなど、クルマの基本的な骨格に関わる部分に大きなサビや腐食があると車検NGとなる可能性もあり、パッと見はキレイなのに下まわりがサビサビ……という車両は注意が必要なのだ。
