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チャイルドシートは「4歳まで後ろ向き」が正解! 安全命のボルボのセミナーに参加したら納得しかない中身だった (1/2ページ)

チャイルドシートは「4歳まで後ろ向き」が正解! 安全命のボルボのセミナーに参加したら納得しかない中身だった

この記事をまとめると

■60年以上に渡って安全に関するデータを蓄積してきたボルボがセミナーを実施した

■子どもの身体構造を踏まえて「最低4歳までは後ろ向きチャイルドシート」を推奨する

■最新モデルでは車内置き去り防止センサーによる人間のミスを補う安全思想を追求している

データの蓄積でボルボの「安全」に対する取り組みを後押し

 1990年代に日本でも大ヒットしたボルボ850エステート。そして、そのリヤゲートのガラスには「SIPS」のステッカーが自慢気に輝いていた。極めて個人的なことではあるが、そのステッカーに大いに憧れたことがあった。はじめてそれを見たとき、「SIPS」とは「Sportsナントカカントカ」といった走りのパフォーマンスを誇示するものだと思ったのだが、その横に小さく書かれた英文字により、それがまったく違うものであることを知った。「SIPS」とは「Side-Impact Protection System」の略。つまり、「側面衝突防御機構」であり、それは車両の安全性の高さを誇ったものであったのだ。ボルボが「安全」に対して強いこだわりをもっていることを知った瞬間であった。

 ボルボの「安全」に対する取り組みの歴史は非常に長い。なかでも特筆すべきは、じつに60年以上も前から「実際の事故データ」を積み重ね、そのデータをもとにさまざまな安全機構を開発し、それを市販車に落とし込むことで「安全」を標準装備してきたことだろう。

 そんなボルボにより、2026年7月9日、「チャイルド・セーフティ・セミナー」が開催された。登壇したのは、ボルボで37年に渡り安全研究に携わってきたロッタ・ヤコブソン博士だ。彼女が語ったのは、最新技術の自慢ではなく、「いかにして子どもの命を救うか」という、徹底して人間中心な安全哲学であった。

 ボルボの安全への挑戦は、1959年の3点式シートベルト開発に遡る。いまでは当たり前のこの装備も、導入当時は世界中から懐疑的な視線が注がれたという。そこでボルボが行ったのが、2万8000件に及ぶ実際の事故データの分析だ。

 ヤコブソン博士は「世界を納得させるには、実際の事故データが必要でした。シートベルトがいかに傷害リスクを低減するかを数字で証明したことで、ようやく世界が動き出したのです」と語った。

 この「リアルな世界で何が起きているか」を起点とするプロセスは、現在のボルボにも「サークル・オブ・ライフ(安全開発の循環)」として受け継がれている。

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