
この記事をまとめると
■2026年7月9〜12日に「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」が開催された
■トヨタとレクサスが次世代スポーツカーによるサプライズ走行を実施
■「GR GT」と「GR GT3」と「LFAコンセプト」が観衆を魅了した
トヨタが「GR GT」と「GR GT3」でヒルクライム
いまや世界中のクルマ好きが注目する一大イベントとなった「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(以下、グッドウッド)」。そんなグッドウッドは、毎年イベントのテーマが掲げられるが、7月9〜12日の4日間にかけて開催された2026年は「The Rivals – Epic Racing Duels」、つまり「ライバル対決」だった。また、セントラルフィーチャーとしてはクラシック911のレストモッドで知られる「シンガー」が選ばれている。
しかし、これら主役に負けず劣らない注目を集め、そして来場者を沸かせたのはトヨタとレクサスだったかもしれない。トヨタの次世代スポーツカーである「GR GT」とそのレーシングマシン「GR GT3」が、ヨーロッパで初めてカモフラージュなしの姿を披露し、名物ヒルクライムを全開で駆け上がったからだ。
そして、当日はさらなるサプライズも用意されていた。展示のみとアナウンスされていたレクサス「LFAコンセプト」もヒルクライムで走行する姿を披露したのだ。
GR GTは、レースで勝つために開発された車両をベースに、そのまま公道走行を可能にするという贅沢なコンセプト(ロードリーガルレースカー)で開発が進められている。トヨタ初となる「オールアルミ製フレーム」を採用し、極限までの軽量化と圧倒的な剛性を両立した、まさに現代の“トヨタの本気”を具現化したモデルである。パドックに並べられたそのロー&ワイドなシルエットは、大観衆の視線を釘付けにした。
GR GT3は、GR GTと基本的な要素を共有するサーキット走行に特化したレーシングカーであり、高い競争力と扱いやすいパフォーマンスを実現するように設計されている。
そして両車は、ひとたびヒルクライムの出走時間になれば、地を這うような咆哮とともに テクニカルなショートコースを爆走。
凄まじい加速力と空力性能に裏打ちされた精密なハンドリングを披露し、その完成度の高さをアピールしてみせた。
