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ファンを涙させたアルピーヌA110には続きがあった! グッドウッドを駆け抜けた「無音の」A110の正体とは? (1/2ページ)

ファンを涙させたアルピーヌA110には続きがあった! グッドウッドを駆け抜けた「無音の」A110の正体とは?

この記事をまとめると

■2026年7月1日に現行型のアルピーヌA110が生産終了した

■第3世代のA110はEVとして登場する予定だ

■2シーターモデルと2+2モデルではシャシーと駆動方式が作りわけられる

多くのファンに愛された第2世代A110が生産を終了した

 2017年にデビューしたアルピーヌA110の生産が、7月1日をもって終了した。まずは1798ccの直列4気筒ターボエンジンを252馬力の最高出力でミッドに搭載して始まった第2世代A110には、その後さまざまな高性能モデルや特別仕様車が誕生し、それらはスポーツカーファンから常に熱い視線を注がれる存在となっていただけに、第2世代A110の生産終了を残念なニュースと感じる人が多いのは間違いのないところだろう。

 だが、アルピーヌではすでにそれに続く第3世代A110の開発がスタートしており、先日イギリスで開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、そのプロトタイプとして製作された「A110フューチャー」が走行シーンを披露。

 使用されていたボディこそ、これまでのA110をベースとしたものであったものの、軽快にコースを走り去るその姿を見た観衆は、ある事実に気づき、そして大きな驚きを抱いたはずだ。なぜならA110フューチャーが走り去ったあとに、エキゾーストノートというものは一切残されなかったからだ。

 筆者は1カ月半ほど前、アルピーヌが研究開発部門を置くフランスのパリ近郊、ギュイアンクールの地を訪ねていた。その目的は、アルピーヌが第3世代A110で使用するとされる新型プラットフォームや、そのパワートレインに関するテクニカルプレゼンテーションに参加するためだった。

 最初にグッドウッドでの話に触れたのでもう誰もが想像できるはずだが、第3世代A110はICE(内燃機関)を使用しないBEVとして誕生する。そのためにまず開発されたのが「APP」(アルピーヌ・パフォーマンス・プラットフォーム)と呼ばれる軽量なアルミニウム製の基本構造体で、これは新型A110のほかに、ルノーがやはり2027年に発表予定の5ターボ3Eにも使用される計画となっている。

 この事実が証明しているように、APPはきわめて高い拡張性をもつプラットフォームで、アルピーヌではまずこれまでのA110と同様に2シーターモデルを開発。続いてそのオープン仕様を誕生させたあと、ホイールベースを延長した2+2モデルと、そのオープン仕様を市場に導入することを計画している。

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