
この記事をまとめると
■モーガン史上初の400馬力超を実現した「スーパースポーツ400」が日本に上陸した
■スーパースポーツ400でもモーガン伝統の”木”を使ったボディフレームは健在
■日本での価格は3125万1000円となる
400馬力を超えても伝統の木製ボディフレームは健在
「モーガン」という自動車メーカーの名を聞けば、多くのクルマ好きが思い浮かべるのは、クラシカルなスタイリングと、そして「木」ではないだろうか。
1909年創業のモーガンは、現在もイギリス・ウスターシャー州マルヴァーンの工場で、職人がハンドメイドしている。その最大の特徴は、最新の技術を取り入れながらも、昔ながらの職人技も残しているところだ。
そしてモーガンを語るうえで重要なのが、いわゆる「木製シャシー」である。
ただし、現在のモーガンは、車体の基礎となるシャシーそのものはアルミニウム製だ。そのアルミ製プラットフォームの上に木材のボディフレームを組み合わせている。この一見すると時代錯誤な木製ボディフレーム構造は、2026年4月23日に登場した最新モデルの「スーパースポーツ400」でも健在だ。
そんなモーガン・スーパースポーツ400が、2026年8月28日より日本でも発売を開始した。
スーパースポーツ400は、モーガンの現行フラッグシップである「スーパースポーツ」をベースに、さらなるパフォーマンスを追求したモデルである。ボンネットの下に搭載されるのは、BMW製3リッター直6ターボの「B58」で、最高出力は402bhp(約408馬力)。モーガン史上初めて400馬力を超えた市販モデルとなっている。このエンジンに8速ATを組み合わせ、0-62mph(約100km/h)加速は3.6秒、最高速度は180mph(約290km/h)とされる。
これだけの性能を受け止めるためのシャシーは、前述のとおり、木製ではなくアルミニウム製だ。「CXV-Generation」と名付けられた接着式アルミニウムプラットフォームを採用し、車両重量は1170kgに抑えられる。さらに、可変式ナイトロン製ダンパーなどを備えた「ダイナミックハンドリングパック」を標準装備。400馬力超のエンジンを積んではいるが、その最大の武器は軽量ボディと専用サスペンションによるシャープなハンドリングとなっている。
モーガン・スーパースポーツ400の日本での価格は3125万1000円。決して安価なモデルとはいえないが、400馬力超の”木”を使ったスポーツカーという唯一無二の個性が手に入ることを考えれば、その価値は十分にあるはずだ。
