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最大1万2000円で有名プロドライバーの個別指導付き。異次元すぎるコスパのマツダ公式ジムカーナイベントに参加してみた (2/2ページ)

最大1万2000円で有名プロドライバーの個別指導付き。異次元すぎるコスパのマツダ公式ジムカーナイベントに参加してみた

この記事をまとめると

■マツダは「MAZDA SPIRIT RACING GYMKHANA EXPERIENCE」を主催している

■誰でも参加できるジムカーナイベントでさまざまな特典が受けられる

■参加費もリーズナブルで参加枠が抽選になるほどの反響を得ている

マツダ公式のジムカーナイベントとは

「モータースポーツ」と聞くと、なんとなく「レース」とか「スピードを出しまくる」とか、「ドリフトをする」とかそういった派手なイメージをもつ人も少なくない。とくに、クルマを日常の足としてしか考えていない人には、そもそも縁のない世界の話ですらある。

 しかし、なにもすっ飛ばしたり、ドリフトしたりするのだけがモータースポーツではない。最高速度が100km/hにも届かないような世界でも、激アツなモータースポーツが世のなかには存在するのだ。それが、「ジムカーナ」と呼ばれる競技だ。1度くらいは聞いたことがある人もいるのではないだろうか。

 この競技は、コース内にパイロンなどを使って大会運営側が即席でコースを作成し、ドライバーはそのコースを決められたルートで走り抜けて、タイムを競うというもの。文章にするとたったこれだけなのだが、パイロンの右側を通り抜けるか左側を通り抜けるか、パイロンを軸に1周するのか2周するのか、同じところを交差する形で走ったり、逆走して通過するなど、とにかくコースが超複雑。シンプルなルールだが、奥が深すぎるのはもちろん、小まわりが多いので、クルマを扱うスキルも相当要求される。

 スピード感はレースほどないので、正直地味ではあるが、クルマを上手く扱えるようになりたい人には絶好の競技がジムカーナなのである。ちなみに、ジムカーナはレースではなく、1台1台が走る非混走形式なので、JAFが発行する国内Bライセンスをもっていると、実力次第では全日本選手権にまで出られるという手軽さも、このジムカーナの特徴だ。

 と、ここまで簡単にジムカーナの説明をしたが、やたらとハードルを上げてしまった気もする。しかし安心して欲しい。じつはこのジムカーナに”超”お手軽に参加できる機会を、なんとマツダが提供しているのだ。

 筆者が今回足を運んだのは、マツダが企画(特別協賛)し、全国で多数の走行会を運営するZUMMIX PLANNINGが運営する「MAZDA SPIRIT RACING GYMKHANA EXPERIENCE(マツダ スピリットレーシング ジムカーナ エクスペリエンス)」だ。

 というのも、今回も編集部では恒例の如く、「お前が行ってこい」と飛ばされたのが事の背景で、筆者はジムカーナ歴ほぼなし。一応2025年に別企画で人生初のジムカーナに参加させてもらったが、ミスコースはなんとかゼロとしつつも結果はズタボロ。完全に自信をなくしていたので「負け戦とわかってて行くのもなぁ」という気分であった。

 心の底では、「取材がメインだから勝ち負けなんかどうでもいい」とわかってはいるのだが、やるからにはやはり勝ちたいのが人の性というもの。複雑な気もちで、茨城県の筑波サーキットジムカーナ場に向かった。しかもこの日は生憎の雨と、モータースポーツの視点で見ると、なかなか過酷である(午後になるにつれて次第に晴れた)。

 この「MAZDA SPIRIT RACING GYMKHANA EXPERIENCE」の特徴は、”マツダ”といいながらも、じつはマツダ車でなくても参加可能という点にある。なので会場にはスズキ・スイフトスポーツやトヨタ86(GR86)、ホンダ・シビックe:HEV、さらにはBYDのATTO3というBEVまでと、多種多様な車種が参加していた。さらには、トヨタのAE86(スプリンタートレノ)やマツダのRX-7(FD3S)など、ネオクラシックカーもチラホラ。

 ただしマツダがかかわるイベントなので、マツダ車でエントリーすると参加費から1000円引きの特典が受けられる。全体の70%はマツダ車であった。

 なお、こういった条件なので、筆者はせっかくの機会と思い、自身の愛車(ホンダ・シビック)で行こうと思っていたのだが、生憎この日は車両のメンテナンスと被ってしまい、会場にはもっていけなかった。なのでマツダ広報に「なにか車両を貸してもらえないか」と相談。するとふたつ返事で「OK」とのこと。あくまで取材対応のための交渉なので、通常参加でレンタルは無理なのだが、特別に受け入れてもらった。

 会場に着くと、参加者が続々と自身の愛車で準備しているなか、筆者はまず担当広報などに挨拶を済ませ、いざこの日の車両と対面。で、渡されたのは……到着早々に抱いた嫌な予感が的中。なんと、会場のステージ脇に展示してあった、この超ド派手な「MAZDA SPIRIT RACING 」カラーをまとったロードスターだったのだ。

 先述のように、ジムカーナなんてろくに走れないのだから、文字どおり最悪である。こんな嫌でも注目されるようなクルマでは、下手っぴなのがもろバレしてしまうではないか。

 ちなみにこれ、個人的には懐かしい、メディア4耐で使われていたN1仕様のNR-Aだ。どこのチームの号車だったのかは、この時点では不明であった。もし、「CARトップ&WEB CARTOP Racing」で使っていた99号車だったらなにかの運命だろう。

 なお、超速そうだが、軽量化チューンとロールケージの装着、シート交換程度で機関に関してはじつはノーマル。なので特別速くはない。とはいえ、これで遅かったら相当恥ずかしいぞ!?

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