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「これ、パジェロじゃないか?」 予定になかった車名復活の裏にあった驚きの「コックリさん現象」 (1/2ページ)

「これ、パジェロじゃないか?」 予定になかった車名復活の裏にあった驚きの「コックリさん現象」

この記事をまとめると

■三菱自動車のパジェロが7年ぶりに復活した

■当初はパジェロを復活させる予定はなかったという

■歴代のパジェロらしさを結集した三菱のフラッグシップとなる1台だ

コックリさんでパジェロは生まれた!?

 2019年のファイナルエディションをもって、37年の歴史に幕を閉じたパジェロ(海外向けは2021年まで生産)。三菱が誇るこのクロカン四駆の雄は、世界一過酷といわれたラリー競技、パリ・ダカールラリーを制しただけでなく、1990年代初頭から始まったとされるRVブームの立役者でもある、まさに日本を代表する四駆だ。

 そのパジェロが、7年の沈黙を経てついにカムバック。2026年度に日本国内で発売するほか、オーストラリアやアセアン、中南米など、世界約100カ国へ展開していくとしている。名前もほとんどの国でパジェロとするが、一部ではモンテロとする予定とのことだ。今回のパジェロは、トライトンと共通の強靭なラダーフレームをベースにホイールベースを短くするという専用設計を取り入れ、タイで生産される予定だ。

 しかし、なぜいまパジェロなのか。この背景に迫る。

 まず、今回パジェロが堂々復活となったわけだが、このクルマは当初、ピックアップトラックであるトライトンのパッセンジャービークルであり、フラッグシップに相応しいオールラウンドSUVという立ち位置で企画・開発がスタートした。その裏側には、三菱の中長期ビジョンの一環として、三菱らしさを感じられる「尖った商品」「ユーザーの満足度上昇」「企業価値の向上」などが目的に設定されていたという。

 噛み砕くとこれらの要素として、「三菱車らしい堅牢性・悪路走破性・環境性能」を頂点に、「アセアン地域からの高い信頼性・多人数乗車できる車内の広さ」「先進国では実用性と安定性」といった要素も求められていた。

 さらに三菱では、今後の事業戦略を進める上で、オフロードSUVというカテゴリーがグローバルでより過熱すると予測。2020年では370万台程度の需要があったとされる一方で、2030年には660万台に上ることが見込まれる、としている。車種も、2020年には114車種あったところが2030年には163車種に増えるという予想も出ている。

 そんなオフロードSUV大戦争ともいえる時代に切り込む、三菱のリーサルウエポンが、今回20年ぶりの新型として世に放たれる、5代目の新型パジェロなのである。

 しかしこのクルマ、じつは「パジェロ」という名称で開発がスタートしたわけではないという。

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