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「入庫」の必要なし……はいいけど愛車はキチンと直る? 話題の「出張型板金」を試してみた (1/2ページ)

「入庫」の必要なし……はいいけど愛車はキチンと直る? 話題の「出張型板金」を試してみた

割高で時間もかかるディーラーの板金修理

 どんなに気をつけていても、ボディを長期間まったく無傷の状態に保ち続けるのは難しい。大半のクルマのボディには多少なりともスリ傷や凹みがあるものだ。

 わずかな傷も気になってしかたない人がいれば、「気にしない」と言う人もいるが、それが金属部で、塗装の下地までダメージが及んでいれば、やがてサビが生じ、状態を悪化させるのは間違いない。

 塗装色と同じような色の塗料を塗ってダメージを目立たなくし、進行を抑える”タッチアップペイント”という手もあるにはあるが、応急処置にすぎない。なかには、「市販の補修用ケミカルを使って自分で直す」という人もいるようだが、これは時間も手間もかかるうえ、技術的なハードルも高い。

 結局、ディーラーに持ち込んで修理を依頼するのが一番手っ取り早いのだが、多くの人がそれをためらう理由は、やはり費用と時間だろう。

 ディーラーでは直接、板金/塗装作業を行うわけではないので、下請けの専門業者に委託することになる。ディーラーの仲介手数料が生じるため必然的に修理費用は割高に。工期もまた、業者のスケジュールにもよるものの、「発注してから1週間も10日もクルマが戻ってこない」などということも珍しくないのだった。

 コストもさることながら、ディーラーに持ち込み、引き取る手間や、(代車を貸してもらえない場合の)クルマを使えない期間のことを考えると、おいそれと修理を依頼できないのも無理はない。

クルマを預けずに2〜4時間程度で補修完了

 このように「費用が高くて面倒くさい」ことが当たり前の従来までの板金塗装に、変化をもたらすものとして期待されているのが”トータルリペア”の「出張型軽板金」だ。

 ご存知の方も多いかもしれない。トータルリペアは自動車、居宅を対象としたリペア=補修のスペシャリスト。全国1000店舗以上をフランチャイズ展開する。クルマの補修ではホイールや内装の傷をメインとし、さらにコーティングやヘッドライトのクリーニングなどまで幅広くカバー。出張型軽板金は2024年に加えられた新メニューだ。

 読んで字のごとく、主にバンパーやボディの比較的損傷面積が小さく、ダメージの軽い傷や凹みの補修が対象。工賃の格安さもさることながら、驚くのは店舗まで足を運ぶ必要がなく、自宅に出張してもらっての作業も可能な点だ。

 損傷の程度にもよるが、施工に要する時間は2〜4時間程度。午前中に施工を始めれば夕方までに完了する。休日の施工が可能なら、通勤などで毎日クルマを使う人でも頼みやすいだろう。

 まさか、安かろう悪かろう、早かろう悪かろうなどということはないと思いつつ、実際にどんな作業が行われるのか? 興味津々。今回、右リヤドアに”小破”と言うにははばかれる、それなりのダメージを負った弊社の社用車、トヨタ・アクアの施工をお願いして、作業の詳細を追ってみた。

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