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価格は2億1100万円。快適装備をすべて捨てた「最後の空冷ポルシェ911」の究極レストモッド車「GXR-Evo」 (1/2ページ)

価格は2億1100万円。快適装備をすべて捨てた「最後の空冷ポルシェ911」の究極レストモッド車「GXR-Evo」

この記事をまとめると

■モントレー・カーウィークでギュンターワークスが「GXR-Evo」を発表した

■993型911をベースにギュンターワークスがレストモッドを施したモデルがGXR-Evoだ

■GXR-Evoの価格は2億1100万円でサーキット走行専用車として15台が限定生産される

993型911にこだわるギュンターワークス

 古いクルマを修復、あるいはメンテナンスして、新車に近いコンディションに復活させる「レストレーション」。そしてノーマルよりもさらにハイパフォーマンスな走りを追求するためにさまざまな改造を施す「モディフィケーション」。このふたつの言葉からなる造語が、ここ最近ではひとつのジャンルとして確立されている「レストモッド」だ。

 そのなかでもとくに多くのレストモッドブランドが、ベース車として選んでいるのがポルシェ911。ここでは最後の空冷エンジンを搭載する911、すなわち993型911をベースにカリフォルニア州のハンティントンビーチでレストモッドを手がけるギュンターワークスが、先日のモントレーカーウィークで初公開した最新作、「GXR-Evo」を紹介することにしよう。

 ポルシェ911のレストモッドといえば、964型の911を素材に選ぶシンガーが有名なところだが、ギュンターワークスがその後継車となる993型911を常にベース車としているのには確たる理由がある。それは空冷式の水平対向6気筒エンジンを搭載する911のなかでも、993型はもっとも完成度が高く、そしてワインディングからサーキットまで、その走りを楽しむにはベストなサイズをもっているからなのだという。

 また、チューニングの自由度が大きいこともギュンターワークスにとっては、ビジネスの観点から見れば重要なポイント。実際に同社からはこれまでに1000馬力以上もの最高出力を発揮する「F-26」というモンスターマシンまでもが生み出されているのだから、993型911が秘める可能性、そしてギュンターワークスのエンジニアリングにはさらに未知の領域があるのではないかとも思える。

 ここで紹介するGXR-Evoもまた、きわめてスパルタンな仕様をもつ1台だ。それはエクステリアのフィニッシュからも明確で、軽量なカーボンパネルで成型されたそれにはフロントスプリッターやカナード、ホイールハウス内のエアを効率的に排出するためのアウトレットを備えるフロントフェンダー、エンドプレート付きのリヤウイングなどが組み合わされ、ダウンフォース量はギュンターワークスの発表によればプラス38.4%を実現したという。

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