
この記事をまとめると
■シビック タイプRは日本で人気のスポーツカーだ
■北米モデルにマイナーチェンジが入った
■機能面や走りなど全方位で改良されている
タイプRに動きあり!
ホンダのスポーツカーといえば、やはりタイプRの存在抜きでは語れない。そんなタイプRは当初、1992年に登場したNSX-Rに設定されたのが始まりで、その名前からわかるように、もともとは”タイプR”という名称はついていなかった。
しかし、1995年に登場したインテグラにNSX-RのDNAを汲むインテグラ タイプRが出ると、1997年にはRシリーズの末っ子、シビック タイプRが登場。シリーズ中唯一、現在に至るまで展開されているホンダのレーシングスピリットが注ぎ込まれたスパルタンなモデルだ。ちなみに現行型(FL5)でシビック タイプRとしては6代目となる。
さて、そんなシビック タイプRであるが、2026年1月に東京オートサロン、2026年2月に大阪オートメッセのホンダブースにて、シビック タイプR HRCコンセプトなるモデルが発表された。これはその名のとおり、ホンダのレース部門であるHRCがシビック タイプRをファインチューンしたワークス謹製モデルであり、その発表・販売が期待されている。噂では「2026年秋頃に何かあるのでは?」といわれていたが、現在までなんの音沙汰もない。
と、そんなシビック タイプR界隈にここに来て気になる情報が舞い込んだ。それが、北米市場におけるシビック タイプRのマイナーチェンジだ。タイプRファンなら見逃せない、気になる中身を紹介しよう。
まず、今回のマイナーチェンジにて、エクステリアのデザインが変更された。現オーナーかよほどのファンでないとわかりにくいが、バンパー下部のダクト周辺の形状が変更され、より高い冷却効果を得られるよう変更が入っている。また、フロントスプリッターの形状なども見直され、空力面も改良されている。
インテリアでは、ドアハンドルやタイプRには欠かせないシフトノブのカラーがダークシルバー調の落ち着いたものに変更されている。また、ドアパネルの素材やメーターフード、ダッシュボードなどがウルトラスウェードに変わっており、反射を抑えつつ高級感も引き立てるという、一石二鳥な演出を採用している。ただしこれは、日本で展開されているレーシングブラックパッケージと同じ内容なので、日本のユーザーが惹かれる要素は少ないかもしれない。
このほかには、シートヒーターの追加やエアコン操作パネルの加飾が変更されている。こちらの操作パネルに関してはプレリュードと同様のデザインだ。また、シビックRSなどでお馴染みのBOSE専用サウンドシステムも導入されているのが確認できる。こちらは新たに標準装備となるようだ。
車内のエンタメ機能としては、Alexaを内蔵していたり、Google GeminiやGoogle Play、Googleマップなどスマートフォンに近い機能を多数内蔵し、走りのイメージが強いクルマでありながらも、コネクテッド機能がさらに強化された。安全性もより向上し、マイナーチェンジされたシビック タイプRには最新のホンダセンシングが導入された点も見逃せない。
