HRC版はまだか!? 日本を尻目に北米版「シビック タイプR」が足まわり改善の激熱マイチェンを実施 (2/2ページ)

パフォーマンスも引き上げた

 走りに関する面も当然アップデートされている。

 まずはエンジン関係。今回のマイナーチェンジでは、レゾネーターやエアクリーナーの形状が変更され、吸気効率の見直しが行われている。この背景にはパフォーマンス向上のほか、アメリカの環境規制への対策もあるとのこと。ただし、エンジン性能に変更はない(最高出力315馬力)。

 と、ここで見逃せないのがヘッドカバーデザインの変更だ。かつてのエンジンのように、金属製のカムカバーとは別の樹脂製のカバーがエンジンのヘッドに装着されているのが通例だが、このカバーがなんと、初代シビック タイプRに搭載されていたB16Bエンジンをオマージュしたデザインに変更されている。これは日本のタイプRオーナーも見逃せない。

 これ以外では、プロもいろいろな意味で唸るほど硬派だった+Rモードにおけるサスペンションの減衰力を見直し、路面追従性を高めて、車両のコントロール性と接地感を向上させた。これ以外にも、シフトダウン時にヒール&トゥが不要なレブマッチシステムの改良、ブレーキペダルのタッチ感覚の見直しなど、細かい要素ではあるが、より洗練されたタイプRへと生まれ変わっている。

 ボディカラーにはメテオロイドグレーメタリックという新色が追加されたものの、クリスタルブラックパールとフレームレッドの2色が廃止となった。

 このように、全体的にブラッシュアップされ熟成が進んだ2027年モデルのシビック タイプRは、北米にてメーカー希望小売価格4万8695ドル(MSRP)、日本円で約769万円というプライスで販売される。

 全体的に、日本で展開されているレーシングブラックパッケージに近い内容ではあるが、日本仕様には見られない改良が何点も加えられている。我々も、HRCが手がけた最新鋭のシビック タイプRを早く見てみたいものだ。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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