
この記事をまとめると
■レンタカーやカーシェアの車両は一定期間の使用後に中古車となるのが一般的
■定期的にメンテナンスを受けていることが期待できる
■不特定多数の利用による内外装の傷みには注意が必要
レンタカーやカーシェアの車両はその後どうなる?
愛車を所有している人であっても、旅行や引っ越し、ビジネスなどで使用したことがある人も多いレンタカーやカーシェア。なかには普段と違うクルマに乗るためにわざわざ借りている人や、新型車の乗り味を確かめるために利用しているという人もいるかもしれない。
そんなレンタカーやカーシェアで使用される車両は一定期間で入れ替わりがなされているワケだが、それまで使用されていた車両がどうなっているのかご存じだろうか。じつは多くのレンタカーやカーシェアの車両は一定期間使用されたあと、中古車として売却されることがほとんどなのである。
売却先については会社によってさまざまで、系列会社が運営している中古車店に並ぶ場合もあれば中古車業者のオークションに出品されることもあるが、よほどのことがない限りそのまま廃車となることはないといえるのだ。
レンタカーやカーシェアの車両が中古車になるということは、一般のユーザーが購入する可能性もあるということだが、これについては意見が二極化しており、定期的にメンテナンスがなされている(乗用車のレンタカーなどは半年ごとの法定点検が義務付けられている)ので安心という声もあれば、不特定多数の人間が乗った車両は不安、という声もある。
これについてはどちらも一概に間違っているとはいえないというのがホンネで、車両を貸し出して利益を得ている以上、車両については定期的なメンテナンスと日常点検は常に実施しているところがほとんど。そのため、ほとんどメンテナンスがなされずにオイル交換は車検のときだけ……というようなユーザーが使用していた車両よりも安心できるというのは間違いない。
一方、不特定多数の人が乗るというのもまた事実で、なかにはレンタカーだからと雑に扱ったり、荷物を載せるときに乱雑に積んで内装にキズを入れたりする人も少なくなく、走行距離も一般ユーザーの車両よりも伸びがちとなるため、くたびれた印象となっている車両があるという点も否定できないのだ。
とはいえ過去の使われ方に応じて車両の状態が異なるというのは中古車全般にいえることであり、自動車公正取引協議会の規約で、過去にレンタカーとして登録された車両については「レンタカー」もしくは「レンタアップ」と明記するように義務付けられているため、元レンタカーや元カーシェア車両を選びたくないという人は、この部分をしっかり確認することが大切だ。
