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最高出力1079馬力のPHEVの最高速度は350km/h! 2億円を超えると噂のヴァルハラ・スパイダーはアストンマーティン史上最速オープンモデル

最高出力1079馬力のPHEVの最高速度は350km/h! 2億円を超えると噂のヴァルハラ・スパイダーはアストンマーティン史上最速オープンモデル

この記事をまとめると

■アストンマーティンがヴァルハラ・スパイダーを発表した

■最高速度は350km/hのアストンマーティン史上最速のオープンモデル

■ヴァルハラ・スパイダーの価格は未公表ながら20億円を超えると予想されている

ヴァルハラは屋根がなくても速かった

 2026年10月28日、アストンマーティンは、ミッドシップPHEVスーパーカー「ヴァルハラ」のオープンモデルとなる「ヴァルハラ・スパイダー」を発表した。同車は、10月31日・11月1日に開催される「2026 コンクール・アット・ウィン・ラスベガス」において世界初公開される。

 ヴァルハラは、アストンマーティンにとって初の量産型ミッドシップスーパーカーにして、初のPHEVモデル。新たに追加されたヴァルハラ・スパイダーは、先行して発表されて高い評価を受けているクーペモデルの圧倒的なパフォーマンスと美しいスタイリングを受け継ぎながら、オープンエアドライビングを満喫できる1台となっている。

 最大の特徴は、アストンマーティン史上最速となるオープンモデルであるということだ。ルーフの有無にかかわらず、最高速度は電子制御の上限である350km/h。標準装備される取り外し可能なブラックのファブリックルーフ装着時でも最高速度200km/hでの走行が可能だが、オプションのカーボンファイバー製ハードトップを選択すれば、ルーフを閉じた状態でも最高速度350km/hの制約なき走りを堪能することができる。

 シートの背後に搭載される心臓部には、クーペモデルと同じPHEVパワートレインを搭載。専用設計のフラットプレーンクランク式4リッターV8ツインターボエンジンは、内燃機関単体で最高出力828馬力を発生する。1リッターあたりの比出力は210馬力となり、これはアストンマーティンの内燃エンジン史上最高の数値だ。

 このパワーユニットに3基の電気モーターと高性能バッテリーを組み合わせることで、システム総合の最高出力は1079馬力、最大トルクは1100Nmに達する。2基の電気モーターがフロントのe-アクスルを駆動してフル電動トルクベクタリング(E-TV)を行い、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッションと一体化した第3のモーターがV8エンジンをアシストしてリヤを駆動する。これらを緻密にマネジメントすることで、ヴァルハラ・スパイダーは異次元のコーナリング性能を実現した。

 当然ながら空力性能も徹底的に磨き上げられている。フロントガラス上端からの気流を制御し、コールドエアを導きながら乗員上方に風を逃がす専用のウインドディフレクターを採用。エンジン冷却用のシュノーケルもスパイダー専用形状となり、クーペ比で35mm高く配置されている。さらに、アクティブ・エアロダイナミクスとESP(横滑り防止装置)のキャリブレーションを最適化することで、ルーフ装着時には600kgを超える強烈なダウンフォースを獲得している。

 ヴァルハラ・スパイダーの骨格となるのは、F1の技術を応用したアストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズ(AMPT)の設計による、独自のカーボンファイバー製タブだ。樹脂トランスファー成形(RTM)とオートクレーブ技術を組み合わせることで、オープンボディでありながら高い剛性と軽量化を両立。アストンマーティンの象徴とも言えるディヘドラルドアも継承されているのもうれしい。

 アストンマーティンのCEOであるエイドリアン・ホールマーク氏は「ヴァルハラ・スパイダーは、オープンコクピットならではの走る楽しさや、ドライバーが車との一体感を味わえる機会をさらに広げています。高速でも低速でも、雨の日でも晴れの日でも、公道でもサーキットでも、すべてに応えるモデルです」と自信をのぞかせる。

 公道を走るレーシングカーとも言うべきヴァルハラ・スパイダー。その納車は2027年第2四半期から順次開始される予定だ。価格については公表されていないが、ベースとなるクーペが1億円超であることを考えれば、ヴァルハラ・スパイダーがそれを超える超ハイエンドモデルとなることは間違いない。海外メディアによると、2億円も超えるとされている。価格もさることながら、生産台数も限られているだけに、手に入れることができるのはまさに選ばれしものだけだ。

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