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ATレバーにあった「オーバードライブ」ボタンを最近のクルマから見かけなくなった理由 (2/2ページ)

ATレバーにあった「オーバードライブ」ボタンを最近のクルマから見かけなくなった理由

おもに高速巡航する際に使うのが効果的だった

 オーパードライブという言葉をご存じたろうか。マニュアルトランスミッションではかなり前に使われなくなった言葉ではあるが、オートマチックトランスミッションの場合は最近まで馴染みがあった。とはいえ、最近では見なくなってしまったのだが、理由はあるのだろうか?

 そもそもオーバードライブというのは、スペックを見た場合、トランスミッション内での変速比が1よりも小さくなっているギヤを指す。1というのは出力の出と入りで回転数が同じで、直結とも呼ばれる状態。それよりもハイギヤということは、エンジンが1回転した際にトランスミッションから出る軸は1回転より多く回ることになる。力は出ないがエンジンの回転数を下げられるので燃費を良くしたり、静粛性を高めたりできる。実際に使うのは高速巡航など、力強さを必要としない一定の速度を保つ状態だ。

 5速マニュアルの場合、4速が直結で5速がオーバードライブというギヤレシオのクルマが多かった。MTは、ドライバー自身がシフト操作をしてスピードやエンジン回転を制御するので、力があまり伝わらずに失速してきたら、自分でシフトダウンすればよかった。

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