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品格よりも重要なモノがある? VIPや芸能人など運転手付きセレブがセダンじゃなくミニバンを選ぶようになったワケ (1/2ページ)

品格よりも重要なモノがある? VIPや芸能人など運転手付きセレブがセダンじゃなくミニバンを選ぶようになったワケ

2列目シートの快適性や颯爽と乗り降りできる使いやすさが魅力!

 VIPや芸能人御用達の移動用のクルマと言えば、かつてはメルセデス・ベンツSクラスや、国産車でもレクサスLSあたりが定番だった。しかし、今では、トヨタ・アルファード&ヴェルファイアの愛用者が急増中。TVのニュース、芸能ニュースでもよく見かけるようになっている。

 その理由としてまず挙げられるのが、もちろん、特等席の2列目席の広さ。アルファード&ヴェルファイアのエグゼクティブラウンジの2列目席の広さは、身長172cmの筆者のドラポジ、その背後の2列目席の着座を基準にすると、頭上に270mm、ひざまわりに460mm!

 助手席を最前端までスライドさせると、ひざまわり空間は驚愕の最大700mm!! に達する。いかに高級・高額車であっても、この広さを持つセダンは存在しない。何しろ、メルセデス・ベンツSクラスのロングホイールベース仕様でも、同条件で頭上に130mm、ひざまわりに350mm、助手席を最前端までスライドさせても、ひざまわりスペースは最大570mmなのである。

 ちなみに、アルファード&ヴェルファイアのエグゼクティブラウンジ仕様には、秘書席でもある助手席を、スライドドアからのVIP乗降用として、ワンタッチでスムーズにスライドさせる電動“秘書”機能まで用意されている。

 もちろん、両側スライドドア&低くフラットなステップからフロアによる乗降性の良さも、愛用者の多い理由となる。女性の場合、よりエレガントな姿勢のままで、男性の場合、よりスタイリッシュに、颯爽と乗り降りできるわけだ。

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