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昔ならした人でも過去の常識が通用しないものも! 危険と隣り合わせのクルマのDIYメンテ5つ (2/2ページ)

昔ならした人でも過去の常識が通用しないものも! 危険と隣り合わせのクルマのDIYメンテ5つ

この記事をまとめると

■メンテナンスを自分で行うことはクルマへの理解も深まり愛着も湧く

■しかし間違った方法で行うのは危険だ

■DIYで注意すべきポイントについて解説する

間違った方法で行うのは危険!

 自分で愛車の面倒を見てやることはいいことだ。クルマに対する知識も深まるし、愛着も湧く。ただ、相手はあくまでも高速で移動する鉄の塊である自動車であることは忘れてはいけない。DIYで簡単なことをやるにしても注意が必要だし、思わぬ落とし穴があることも忘れてはいけない。今回は、簡単だけど注意してほしいポイントが潜んでいるものを紹介しよう。

ホイールナット

 ホイールの交換やローテーションはDIYの基本だ。場所とジャッキなどを用意して、脱落などに注意しながら作業をすればそれほど難しくない。ただ注意したいのはナットだ。純正を使い続けているなら問題はないが、ヤレてきたので交換するとか、気分を変えるために社外のナットにする際、形状に注意したい。

 ナットならどれも同じだと思うかもしれないが、メーカーによって当たる場所が平らだったり、斜めになっていたりする。

 フラットやテーパーなどと呼ばれるが、とくに注意なのがホンダ車で、斜めになっているだけかと思いきや丸みを帯びていて専用なのだ。テーパーであればとりあえずはまるが、実際はちゃんと噛んでいないので危険。ホンダ車で交換するときは注意したい。

バッテリー

 電装品やアクセサリーを付ける場合はバッテリーのマイナス端子を外すのは基本とされる。お馴染みなので励行している人は多いだろうが、これが最近はトラブルになるのだ。セキュリティ面などから、バッテリー端子を外すと純正カーナビがエラーになったり、ウインドウが作動しなくなったりする。

 元に戻すにはディーラーでリセットしてもらわないとダメだったりするので、気軽にやったつもりが大事になりかねない。DIYで電装品を付けるのは注意すべき時代と言っていい。

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