グッチ・エルメス・ヴェルサーチ! どっちが主役かわからない一流ファッションブランドとのコラボ車の中身 (1/2ページ)

グッチ・エルメス・ヴェルサーチ! どっちが主役かわからない一流ファッションブランドとのコラボ車の中身

この記事をまとめると

■クルマ業界とファッション業界がコラボしたクルマを紹介

■ほとんど1台限りのモデルや限定車だが、今でも買えるモデルが存在する

■ブランドとのコラボモデルは高額になりがちだが、中古車だと手頃な場合もある

エルメスやグッチがクルマとコラボしていた!

 今ではあまり耳にしないし見ることもないスペシャルなクルマが、一流ファッションブランドとコラボした特別仕様車だ。そのブランドのファンなら、喉から手が出るほど欲しい1台だった。

 まずは2008年に登場したシトロエン2CV、60周年を記念した、シトロエン2CVのエルメスエディションだ。ボディカラーは一目でエルメスを思わせる品のいい明るいブラウン。キャンバストップもグレーベージュのエルメスらしいコットンキャンバスがあしらわれていた。

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2CV HERMES全体画像はこちら

 しかし、さらなるエルメスらしさはインテリアにあり、エルメスならではのレザーがふんだんに使われ、レザーに施されたステッチもまた、エルメス一流の縫製技術が使われていたのである。

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 小物入れはバッグのようなデザインで、まさにエルメスの世界に包まれたような感覚で乗れるクラシックカーであった。ただし、一般販売はされなかったようだ。ちなみにそのミニカーを、ヤフオクで発見。発見時の価格は2万9000円だった。

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 同じエルメスとコラボした、世界に1台と言われるのが、シトロエンC3エルメス特別仕様車だ。2003年の第37回東京モーターショーのシトロエンブースで見た人もいるはずだが、2003年10月に日本に上陸し、まずは当時のシトロエンジャポン有明ショールームで公開されていた。

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 筆者も駆けつけたのだが、ベースは本国仕様のC3 1.4。ボディカラーは専用のルージュエルメスに染め上げられ、その美しさに見とれたものだ。が、2CV同様、本領はインテリアにある。シート、ステアリング、シフトノブ、ドアトリムなどがエルメスの革で覆われ、エルメスの熟練職人によるステッチワークもまた見事。フロントシートに、たしかシルバーの「Hermès Paris」というロゴが小さく入るこれ見よがしではない控え目なブランド演出もなかなかだったのだ。

 この、世界でたった1台のシトロエンC3エルメス特別仕様車は、その後、国内のチャリティオークションに出品、一般販売されたと聞いている。

 もっと現実的なファッションブランドとコラボしたクルマが、2011年9月にフィアットジャパンから限定発売されたフィアット500のGucci仕様、500C by Gucciである。イタリア統一150周年とグッチ創立90周年を記念したモデルで、グッチのクリエイティブディレクターのフリーダ・ジャンニーニがプロデュース。

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 2011~2012年の2年間、限定発売されていた。ボディカラーはブラックパールとホワイトパール。ショルダーラインにグッチのグリーン、レッド、グリーンのストライプが施され、インテリアでもそのカラーのシート地、シートベルト、フロアマット、キーカバーがちりばめられ、ヘッドレストやBピラー、ホイールのセンターキャップ、リヤエンドにグッチのロゴが入る、グッチファン垂涎の1台。

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 筆者も青山の発表会場に駆けつけた記憶がある。当時の新車価格は500が260万円(限定300台)。ソフトトップの500Cが294万円(限定100台)。ちなみに中古車として、500に限られるものの、今なら100万円台のプライスでけっこうな数が流通している。

名前:
青山尚暉
肩書き:
2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
現在の愛車:
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味:
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人:
Yuming

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