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「寝たきりクルマ」は老化の可能性! コンディション維持のために走らせるべき「頻度」「距離」「方法」とは

「寝たきりクルマ」は老化の可能性! コンディション維持のために走らせるべき「頻度」「距離」「方法」とは

この記事をまとめると

■クルマは乗らないまま長期保管していると傷みやすいと言われている

■ずっと動かさずに保管していると、急に熱を入れた際に各所にダメージが行きやすい

■維持する方法として週に1度、20〜30km程度はドライブしてあげた方がいいとされる

クルマは乗らないと痛み続ける!?

 クルマというのは工業製品であり、さまざまな部品の集合体となっている。そのため、走行距離が進めば進むほど各部の摩耗や劣化が進み、新車時の状態から緩やかに離れていくというのは多くの人がイメージするところだろう。

 しかし、あまりに乗らなすぎても、じつは機械というのは好調を維持することが難しいという点も持ち合わせている。そのため、愛車を末永く維持していきたいと考えている人は、ずっとガレージにしまい込んでおくのではなく、定期的に動かしてあげる必要があるのだ。

 もちろん見た目だけが美しい状態でキープするのが目的ということであれば、なるべく動かさないというのも正解のひとつとなるのだが、メカニカルな部分も健康な状態をキープするためには適度な運動が必要というのは人間も機械も同じこと。

 それだけに、ミュージアムなどに所蔵されている車両なども定期的にエンジンを始動させたり、敷地内を走行させたりと苦労を重ねながら好調を維持しているのだ。

 では、我々が所有する車両の好調を維持するためには、最低限どのくらいのペースでどのくらいの距離を走らせる必要があるのだろうか?

 これについては、車種は走行させる環境などにも左右されるため、確実に「このスパンで動かしていれば問題ない」、とは言えないのだが、できれば週に1度、一気に20~30km程度は最低でも動かしておきたいところ。

 走らせることができない場合は、エンジンをかけるだけでもしないよりはマシで、できれば水温計が上がりきる程度まではエンジンをかけておきたいところだが、無駄なアイドリングが条例で禁止されている地域もあるため、やはり可能であれば少しでも走行させて各部を馴染ませておきたい。

 走行させる場合は都心の渋滞路などはクルマへの負荷も高いため、できれば深夜や早朝のクルマが少ない時間帯に快適なドライブがてら走行させるのが好ましいだろう。

 前述したように走行させればさせた分だけクルマが疲弊してしまうのは避けられないのだが、それでも走行させないで保管していたほうがクルマへのダメージは大きくなりがち。実際、「しばらく動かさないでいた車両を再び動かしたら途端にさまざまなトラブルが発生した」、というケースも珍しくないので、あまりに猫可愛がりしすぎるのも考えものなのである。

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