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製作過程を見せてくれるなんてワクワクが止まらない! ダイハツK-OPEN ランニングプロト2はJMS2025からどう進化した?【東京オートサロン2026】 (1/2ページ)

製作過程を見せてくれるなんてワクワクが止まらない! ダイハツK-OPEN ランニングプロト2はJMS2025からどう進化した?【東京オートサロン2026】

この記事をまとめると

ダイハツは東京オートサロン2026でK-OPENランニングプロト2を披露した

■多くが刷新されフロントミッドシップ化と独立リヤサスを実現している

■モータースポーツ起点の開発で走りの楽しさを徹底追求する姿勢を明確に打ち出した

コペンFR計画は着実に進行中

 東京オートサロン2026のダイハツブースを何となしに訪れて、思わず2度見してしまった展示車両がありました。それがこの「K-OPEN ランニングプロト2」です。

 その車両名がどういう存在かをしっかりと表しているので、あらかじめ知っていればそうはなりませんが、知らずに訪れた場合、「現行コペン Ceroの競技仕様車かな? ん?? あれ、エンジン位置が変じゃないか?」と驚いて2度見してしまうことでしょう。

 その名称のとおり、この「K-OPEN ランニングプロト2」は、JMS(ジャパンモビリティショー)2025のダイハツブースで公開されていた「K-OPEN ランニングプロト」のver.2です。

「ランニングプロト(1)」は、ほぼ完成の域に達したと自負があるという現行「GRコペン」のFF方式に対して、次期モデルの方向性の検討のためとして「FRを作って試してみよう」と、突貫工事で製作したものでした。そのため、ダイハツ唯一のFR方式であるハイゼットのエンジンとドライブトレインをできるだけ流用するという、“有り物”で構成していました。

 今回の「ランニングプロト2」はそこから「乗って笑顔になるようなスポーツカーをつくる」という目標に向けて各部を進化させたものとなっています。

 この「ランニングプロト2」は「1」をモディファイしたものではなく、新たな車両としてつくられたものだそうです。

 スタートしたのはJMSの製作が終わったところからとのことで、そこからたったの2カ月強でここまでつくり上げたことになりますが、前回の「DAIHATSU GAZOO Racing」の部署のみで製作したのと違い、今回は社内の試作部をはじめ、エンジンや車体の各部署から技術者が参加するという、社をあげてのプロジェクトになったので、短期間で濃い内容の進化がお披露目できたとのこと。

「1」からの変更点を見ていくと、まずフロントの車軸位置を前に移動してホイールベースが延ばされています。これにより、エンジン搭載位置が車軸の後方となり、完全なフロントミッドシップ状態となりました。

 エンジンの搭載角度も変更されました。「1」ではハイゼットのままシリンダーの角度が67度で搭載されていましたが、整備性などを考慮して40度まで起こして、左側フレーム部とのクリアランスを広くしています。起こして空いた下側にタービンや触媒を配置しているので、重心も下げられて一石二鳥となっているそうです。

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