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【試乗】買い替えなくても「最新」になるスバルのマジック! 「スバルアップグレードサービス」を試したら絶大な効果に驚きしかない (1/2ページ)

【試乗】買い替えなくても「最新」になるスバルのマジック! 「スバルアップグレードサービス」を試したら絶大な効果に驚きしかない

この記事をまとめると

■「スバルアップグレードサービス」にハードウェアのアップデートメニューが加わった

■「ダイナミックモーションパッケージ」と「コンフォート&クワイエットパッケージ」装着車に試乗

■クルマを買い替えることなく愛車を自分好みに「アップグレード」することができる

「スバルアップグレードサービス」に新たなパッケージを追加

 クルマを買った後も、自分の好みやライフステージの変化に合わせて愛車を進化させることができたら……。そんなクルマ好きの夢を叶えるのが、スバルが展開する「スバルアップグレードサービス」だ。これまでソフトウェアのアップデートを中心に行ってきた同サービスに、いよいよ待望のハードウェア系アイテムが追加された。今回は、現行レヴォーグ向けに設定されたふたつのパッケージを装着した車両に試乗することができたので、その効果のほどをリポートしよう。

 スバルアップグレードサービスは、すでにスバル車に乗っているオーナーを対象としたサービスだ。スバル車オーナーは、1台のクルマに長く愛着をもって乗り続ける傾向が強いという。しかし、長く乗っていれば「もっとスポーティに走りたい」「家族が増えたからもっと快適で静かな空間にしたい」といったように、クルマに求めるニーズは変化していくもの。そんな要望に応え、いまの愛車の価値を再認識してもらうためのメーカー主導の取り組みである。

 これまで、レヴォーグやBRZ向けに「e-Tune」というソフトウェアアップデート商品を提供してきたが、今回の第3弾では、初めてハードウェアのアップデートメニューが設定された。ラインアップは、先代レヴォーグ/WRX S4向けの「ウルトラスエードパッケージ(内装リフレッシュ)」と、現行レヴォーグ向けの「ダイナミックモーションパッケージ」「コンフォート&クワイエットパッケージ」の3種類。今回は、現行レヴォーグに後者の2パッケージを両方装着したクルマのステアリングを握った。

 まずは走りの質を高める「ダイナミックモーションパッケージ」から紹介しよう。コンセプトはずばり「WRX S4並みのハンドリングの追求」だ。

 注目したいのは、単に足まわりをガチガチに固めるわけではないという点。S4同様のピロボールブッシュ付きロアアームで操舵のダイレクト感を高める一方で、通称「いなしタイロッド」と呼ばれる湾曲形状のタイロッドエンドを組み合わせている。一般的な真っ直ぐなタイロッドとは異なり、あえて適度なしなりを生む形状にすることで、路面からのキックバックや細かい振動を吸収・緩和(いなし)するのだ。STIのSシリーズで培った知見から、ステアリングに伝わる雑味を消し、しっとりとした質感高い操舵フィーリングを実現している。

 さらに、エンジンマウントやクロスメンバーなど車体各部のボルト締結力を最適化。とくにフロントとリヤのアクスルナットは、ディーラーのメカニックの手作業により、量産ラインでは難しい「角度締め」を行うことで個体ごとの微妙なバラつきをなくし、正確な軸力を引き出している。

 実際に走らせてみると、その効果は交差点をひとつ曲がるだけで明確に体感できた。ステアリングを切り始めた瞬間の応答性が、ノーマル車とは別次元なのだ。ノーマル特有のゴムブッシュがたわむような「ヨレる」感覚や、ステア操作からクルマが向きを変えるまでのタイムラグが綺麗に消え去っている。ステアリングとフロントタイヤが物理的に直結しているかのような、極めてダイレクトな操作感に生まれ変わっていた。

 この恩恵は、直進時にも現れる。まっすぐ走ろうとする際の微細な修正舵に対してもクルマが正確に反応するため、無駄な操作が減り、長い直線であっても非常にリラックスして直進をキープできる。また、高速道路でのレーンチェンジでは、ステアリング操作に対して車体が遅れることなくスッと動き、狙った車線内にピタッと収まる。スポーツ走行を楽しむ層はもちろん、日常使いでの運転のしやすさを求めるドライバーにとっても、そのメリットは極めて大きいと感じた。

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