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ファン垂涎の「名車復活」ビジネス! アバルトクラシケが贈る「最新モデル」は争奪戦必至の激レア車 (1/2ページ)

ファン垂涎の「名車復活」ビジネス! アバルトクラシケが贈る「最新モデル」は争奪戦必至の激レア車

この記事をまとめると

アバルトクラシケは往年の名車を現代技術で復活させている

■アルファロメオ4Cをベースにした「1000SP」と「1300OT」が製作された

■アバルト1000SPと1300OTはいずれも世界限定5台のみの超希少モデルだった

アバルトのクラシケプロジェクトから誕生した限定車

 1949年にカルロ・アバルトによって、イタリアのトリノに設立されたアバルト社(ABARTH & C.)。カルロ・アバルトの誕生月がさそり座にあたったことを物語る、「スコルピオーネ」のエンブレムが掲げられたアバルト車は、エキゾーストシステムなどのスポーツアクセサリーの生産に始まり、ここからフィアットのコンパクトなプロダクションモデルをベースとした、高性能な独自のモデルの開発と生産に、そのビジネスを拡大していくことになる。

 それがいかに高いパフォーマンスを誇っていたのかは、モータースポーツにおける活躍にも証明されているとおりだ。そして1971年にはアバルトはフィアットに買収され、同社のモータースポーツ部門を統括する立場となるのだが、それ以降もアバルトの名はさまざまなモデルに掲げられ、多くのエンスージアストの目を楽しませた。

 そしてフィアットは、2007年には正式にABARTH & C.を復活。日本にもさまざまなアバルト車が上陸を果たすことになった。アバルトにとってこれまで誕生したモデルたちが大きな歴史的財産であることはもちろんだが、そのDNAを確実に継承するため、現在では同社内に「アバルトクラシケ」と呼ばれるクラシック部門も設立されるに至っている。ここではクラッシックモデルのメンテナンスからフルレストアに至るまで、カスタマーからのさまざまなリクエストに応える体制が整えられている。

 そしてこのアバルトクラシケにとってもうひとつ忘れてはならないのが、往年のアバルト車をイメージさせる独自のモデルを製作するというビジネス。今回はこれまでに誕生したきわめて貴重なモデルを紹介していくことにしよう。

 アバルトクラシケから、そのファーストモデルが発表されたのは2021年のことだった。この年はアバルトからの量産車としては初のミッドシップ車であり、その後モータースポーツの世界でも大活躍することになる「1000SP」が誕生して55年目というアニバーサリーイヤーにあたり、それを記念してアバルトクラシケは、それをオマージュしたワンオフモデルを製作。それに再び「1000SP」の名を与えたのだ。

 ベースとされたのは当時アルファロメオが生産していたコンパクトなミッドシップスポーツの「4C」。かつての1000SPは鋼管スペースフレームを使用して製作されていたが、現代に復活を遂げた1000SPはアルファロメオ4Cがそうであるように、カーボンファイバー製のモノコックをセンターセクションに、そしてその前後にアルミニウム製のサブフレームを組み合わせた構造をもっていた。

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