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ゴルフGTIがシビックタイプRを破った! ニュルFF市販車最速タイム更新で「シビックタイプRの逆襲」はあるのか? (1/2ページ)

ゴルフGTIがシビックタイプRを破った! ニュルFF市販車最速タイム更新で「シビックタイプRの逆襲」はあるのか?

この記事をまとめると

■世界中のスポーツカーが「ニュルブルクリンク最速」という称号を競っている

■FF最速の座をゴルフGTIがシビックタイプRより奪還した

■シビックタイプRが「ニュルブルクリンク最速」の称号を奪還するのか注目だ

FF最速の称号を奪還

 ニュル最速……この4文字が示すのは、世界一過酷ともいわれているドイツにあるサーキット、ニュルブルクリンクで最速タイムを刻んだことの証明だ。条件としては、「ノルドシュライフェ(北コース)」と呼ばれる、全長「20.832km」を何分何秒で走り切れるかといったもの。単純にいえばタイムアタックだ。「4WD最速」や「FR最速」、「EV最速」など、駆動方式やクルマのパッケージングで決められることが多いので、ニュル最速を名乗るクルマは意外と多い。

 なお、現在における市販車最速は、駆動方式など全部ひっくるめて、メルセデスAMGのハイパーカー、AMG ONEが2024年に記録した6分35秒183。一方で、市販車やレーシングカーなど、全部をひっくるめた無差別級での最速記録は、ポルシェ 919 ハイブリッドEVOが2018年に記録した5分19秒546だ。これは、当時のル・マン24時間レースで使われたマシンをベースに、レースの条件などをすべて無視してニュル最速を目指すためだけに作られた規格外な1台である。

 ちなみに日本車でも、このニュル最速の称号を得たクルマが何台かある。たとえば日産のGT-R NISMO(Nアタックパッケージ装着車)は2013年に当時の市販車最速記録である7分08秒679を刻んでいるし、レクサス LFA(ニュルブルクリンクパッケージ装着車)もFR最速マシンとして2011年に7分14秒64を記録している(どちらも現在のコース基準とは若干異なる)。そして、ホンダのレーシングスピリットが注ぎ込まれたシビックタイプRもまた、2023年にニュル最速のFFマシンとして7分44秒881というタイムを刻んで”いた”。

 ”いた”と過去形にしたのは理由がある。そう、ニュル最速FFの称号を競っていたライバルに先日、敗れてしまったのだ。タイプRの記録を打ち破ったのが、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIである。ゴルフといえば、Cセグメントのベンチマークと呼ばれる誰もが知るハッチバックモデルで、GTIはそのゴルフのホットモデルに当たる。

 そのゴルフGTIのうち、ニュル最速FFの座を得たのは、ゴルフGTI50周年を記念して設定された限定車、「ゴルフGTI エディション50」だ。最高出力239kW(325馬力)、最大トルク420Nmというスペックを誇り、最高出力243kW(330馬力)、最大トルク 420NmというスペックをもつシビックタイプRとほぼ同じ。馬力とトルクだけ見れば、同じようなパフォーマンスを発揮するのは想像に難くない。なお、GTIよりもハイパフォーマンスなゴルフRというモデルもあるが、こちらは駆動方式がAWDなのでカテゴリーが異なることを、念のため付け加えておく。

「ゴルフGTI エディション50」の0-100km/h加速は5.3秒、最高スピードが270km/hという性能もシビックタイプRとほぼ互角である。なお、これらのスペックはゴルフGTI史上最高の数値であり、いままでで最強スペックであったゴルフGTI クラブスポーツより25馬力も出力が向上している。そのほかにも、19インチアルミホイールや標準モデル比で−15mmのローダウン、アダプティブサスペンションなどを採用し、足まわりも強化されているとのこと。

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