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雰囲気はのんびりだけど犯人特定は秒! 当て逃げ被害を届けにイタリアの警察にいったらお国柄全開だった【みどり独乙通信】 (2/2ページ)

雰囲気はのんびりだけど犯人特定は秒! 当て逃げ被害を届けにイタリアの警察にいったらお国柄全開だった【みどり独乙通信】

この記事をまとめると

■イタリア・イモラへの道中での当て逃げ被害の処理のためにイモラ警察署に行った

■日本やドイツとは異なるイタリアでの手続きを実体験した

■犯人特定の早さや警察署の雰囲気などの現地ならではの驚きが満載だった

次の街に行く前にイモラ警察署へ

 1年ぶりにイタリアのイモラへWEC(世界耐久選手権)の取材へ訪れました。レース取材の週末は、どこの国に行っても人気の観光地にはまったく行かず(行けず)、ひたすらサーキットと宿とスーパーマーケットを往復して帰宅しますが、今回はオーストリアのレッドブルリンクへそのまま行くこととなり、その間の数日を宿代がお安目のホテルで過ごすことにしました。

 しかし、イモラを発つ前にしなければならないことが残っていました……。宿をチェックアウトしてから、真っ先に向かったのはイモラ警察署。

 その数日前、イモラへ向かっていた日に高速道路で事故渋滞に遭い、3時間以上停車したまままったく動かず。中央分離帯を重機で開けて、やっと反対車線からUターンをして迂回路が解放されたのですが、高速道路出口付近でまた大渋滞……。

 出口渋滞の列に並んでいる際に、前にいたイタリアナンバーのクルマが突然バックで私のクルマにぶつかってきました。バックしてきた際に何度もクラクションを鳴らしましたが、時すでに遅し。すぐに前のクルマの横に並んで抗議をしましたが、逆切れされて逃走。

 渋滞が幸いして逃走犯のナンバーと顔写真を撮って証拠を押さえました。ヨーロッパではドライブレコーダーの普及率は非常に低いのですが、日本人の私はしっかり着けていますので、当たった瞬間もバッチリ証拠が残っていました。

 当て逃げされた際に警察へ電話をすべきだったのですが、イタリア語を話せないこともあり、高速道路を出たところで交通整理をされていた警察の方に証拠写真を見せて経緯を話すと「イモラ滞在中に警察署へ行けば大丈夫ですよ」とのことでひと安心しました。

 イタリアではそのような各種手続きには、営業時間内のみに受付されているとのことでした。

 さて、初めて入るイモラ警察署。事故に遭った愛車で向かうと、車両は不要なのでどこかへ停めてきてください、と。ドイツだと車両なしでは被害届を受け付けてもらえないので、これまた驚きというか、大丈夫かな? とも思ってしまいました。

 警察署には一般の駐車場はなく、駐車場を探して徒歩で戻ってきました。「当てられた部分の写真撮影をしておいてください、他にも自動車保険の書類が必要です」と聞き大慌て。パスポートや滞在許可書、車検証の他に、日本の免許書は? と聞かれて、さすがにそれは持っていませんでした。外国で事故に遭うなんて想像もしていなかっただけに、なかなかのパニックです。

 語学の問題もあり、スマートフォンのグーグル翻訳には本当に私も助けられました。警察官が簡単な英語で何回も説明してくださったのも助かりました。

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