知能をもち滑るように走る! メルセデス・ベンツ新型Sクラスがまた一歩高級車の基準を引き上げた!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■メルセデス・ベンツがマイナーチェンジしたSクラスの日本向け予約受注を開始した

■約2700点の部品を刷新して第4世代MBUXとMB.OSを搭載する

■新型SクラスはAIと最新シャシー技術を融合した「考える高級車」へと進化している

ブランド史上もっとも大規模なマイナーチェンジ

 メルセデス・ベンツはこれまで、フラッグシップモデルであるSクラスに、「いつの時代も、その時点でもてるすべての技術を搭載する」という哲学を貫いてきた。これを証明するかのように、メルセデス・ベンツはSクラスにブランド史上最大規模となるマイナーチェンジを実施。そんな新しくなったSクラスが、2026年6月11日から日本でも予約注文の受付を開始した。

 今回の改良は、じつに車両全体の50%以上にあたる約2700点もの部品を刷新している。単なるマイナーチェンジにとどまらず、自動車の「頭脳」と「心臓部」も進化を果たした、まさに革命的なアップデートといえる。

 まず目を引くのは、その堂々たる佇まいだ。フロントマスクの象徴であるグリルは従来比で約20%大型化され、クローム仕上げのルーバーは3本から4本へと変更された。これにより、フラッグシップにふさわしい重厚感が増している。

 特筆すべきは、Sクラスの歴史上初めて採用された「イルミネーテッドラジエターグリル」の採用で、さらにスターパターンの意匠をあしらった「DIGITALライト」が、夜間の存在感をいっそう際立たせる。

 リヤエンドも刷新された。片側3つのスターデザインを配したリヤコンビネーションランプが、ひと目で新型Sクラスであるとわかる個性を放っている。

 そして、忘れてはいけないのが、最新世代の第4世代MBUXとMB.OS(メルセデス・ベンツ オペレーティングシステム)の搭載だ。これによりMBUXは、単なる操作インターフェースではなく、すべての乗員に寄り添いながら学習と応答をするパートナーへと進化した。もちろんダッシュボードには、助手席まで広がる「MBUXスーパースクリーン」が全車標準装備されている。

 発表会に登壇したフランク・ワンダーリッヒ氏は、このシステムの利点を「MB.OSは、クルマの知能を飛躍的に高めます。生成AIを活用したバーチャルアシスタントは、ChatGPTやGoogle Geminiなどを統合し、より自然で、文脈を理解した対話を可能にしました。クルマが単なる移動手段ではなく、あなたの好みを学習する知的なパートナーへと進化したのです」と語った。


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