
この記事をまとめると
■ルノーのMPV「カングー」は日本で人気だ
■7人乗りのロングモデル「グランカングー」も限定車として販売されている
■ディーゼルエンジンに6速MTを組み合わせた限定車も登場することが決定した
ついにMTモデルがやってきた!
フランスを代表する自動車メーカーであるルノーは、日本でも人気が高い輸入車ブランドのひとつだ。その証拠に、日本には正規ディーラーが68店舗ほどあり、全国どこにいても購入はもちろん、メンテナンスを受ける環境が整備されている。つまり、それだけ需要が多い表れでもある。
そんなルノーにおける看板車種とも言えるのが、ご存知、カングーである。カングーはフランス本国をはじめとした欧州では商用車というキャラクター、俗にMPV(マルチパーパスビークル=多目的車)というカテゴリーに属するクルマで、現地では郵便屋をはじめとした働くクルマの筆頭だ。
しかし、働くクルマと言いながらも、どこか愛嬌のあるゆるい雰囲気が日本人にはバカウケ。いつしかルノー本社も認めるカングーの一大生息地となっている。一方でフランス人からしたら「なんで? 商用車だぞ?」といった具合なんだそう。
ただ、毎年開催されているカングーだけのスペシャルイベント、「カングージャンボリー」では日本全国から1000台以上のカングーが集まるという事実が、その人気を決定的なものにしている。
そのカングーには、かつて「カングービポップ」というカングーのコンパクトバージョンもあったが、その逆に位置するビッグなモデルも存在。それが今回紹介するグランカングーだ。
グランカングーは、ベースのカングーをなんと420mmもストレッチし、ホイールベースも390mm延長されたロングモデル。3列シートを備え、ファミリーユースにも十分耐える仕様が魅力だ。本国では先代モデルから設定があったが、現行型になってからついに日本導入の発表があり、大きな話題となった。
しかしこのグランカングー、諸般の事情から日本導入が遅れ、2026年2月にようやく販売。だがあまりの人気っぷりに、国内向けファーストロットは即完売。続いて限定車が色違いで100台登場したがこちらも抽選の末に完売と、限定車として何度か設定されるもいずれも完売続き。まさに幻のカングーである。
そのグランカングーに、またしても限定車として「グランカングークルール」が追加された。さらに、通常ボディのカングーにも「カングークルール」として限定車が設定された。
しかし、「またお馴染みの限定色でしょ?」と思うかもしれないが、今回に限ってはそれは半分正解で半分不正解。というのも、今回の「カングークルール」に関しては、なんと6速MTモデル、それもディーゼルエンジン仕様が加わったのだ!
まずカラーだが、2台ともに共通するのはかつてのカングーにも限定色で設定されていた、鮮やかな青が美しい「ブルードラジェ」を採用した点。ルノー本社の人たちも「こんなにカラフルなカングーがあるのは日本だけ」と語るほど、特別に設定されたモデルだ。
そして今回の目玉となるのが、1.5リッターのディーゼルターボエンジンと6速MTを組み合わせたモデルがある点だ。こちらは先代モデルの限定車にも設定されたパッケージで、あまりの人気っぷりから抽選になるほどで、現在は中古車がプレミア価格で取引されている。それがついに、現行型のカングーでも味わえるというのだから、このニュースは見逃せない。
※画像は先代モデル
カングーとディーゼルエンジン、そしてMTという構成は、まさに現地の商用車そのもの。MT車に乗れる人であればぜひこちらを選んで欲しい。なお、「カングークルール」には、1.3リッターのガソリンターボエンジンに7速EDC(AT)を組み合わせたモデルもあるので、MTに乗れない人もご安心を。「グランカングークルール」に関しては、従来通り1.3リッターのガソリンターボエンジンに7速EDC(AT)が組み合わせられる。
価格は、「カングークルール」が449万円で、ATモデルが30台、MTモデルが50台、「グランカングークルール」は482万円で70台の設定で、7月16日(木)〜26日(日)まで全国のルノー正規ディーラーで抽選を受け付ける。先着ではないのでご安心を。ただし枠に対して応募が集まらなければ先着販売となるそうだが、MTモデルの「カングークルール」は、先代モデルの熱狂ぶりからすると、間違いなく激戦になるだろう。
カングーフリークはもちろん、カングーが気になっていた人は要チェックの1台と言えそうだ。
